*今週、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席はブルネイとミャンマー訪問を行いました。ブルネイのボルキア国王との会談で、双方は両国関係がさらに発展するため取り組むことで一致するとともに、両国間の相互理解を深めるため、高級訪問団の交換、草の根の外交の強化で合意しました。また、ミャンマーを訪問した際、サン国家主席はテイン・セイン大統領と会談を行いました。会談で、双方は両国が調印した合意書の実施に取り組むことで一致しました。会談後行われた記者会見で、テイン・セイン大統領は「サン国家主席のミャンマー訪問は両国の協力関係に新たな発展機会を作り出すものである」と明らかにし、次のように語りました。
「テープ」
「ベトナムとミヤンマーはASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国で、伝統的友好協力関係を持っています。両国は2010年4月に調印された合意書に基づいて、農業や水産物、銀行、財務、航空、通信などの12の分野における協力を強化することで一致しました。これからは経済分野において両国の関係は良好な成果を収めるよう確信しています。」
テインセイン大統領はこのように語りました。
*今週、ハノイで、「国際社会への参入と発展を進めているベトナム」をテーマとした第4回ベトナム学国際シンポジウムが開幕しました。ベトナムを研究している学者およそ1000人が参加する今回のシンポジウムは過去最大規模のものとなりました。開会式で、ベトナムのグェンタンズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム学国際シンポジウムは有意義の活動で、ベトナムの国際社会への参入に寄与しています。これはベトナム政府を含め、研究者らはベトナムに関する研究成果を紹介するとともに、世界におけるベトナムの知名度を高めるチャンスとなります」
ズン首相はこのように語りました。
*今週、ハノイで、ベトナム政府の11月月例会議が開催されました。今回の会議で、閣僚らは、11月と今年1月から11月における国の経済社会状況を点検し、国会が出した各目標の達成のための方策、および、来年の計画の立案などを討議しました。ズン首相は、「今年の計画を達成するためには予算の収支の均衡の確保や、不良債務の解決、不動産をはじめとする各企業の在庫問題解決を引き続き進める必要がある」と強調するとともに、「各商業銀行は自らの力で不良債務を解決しなければならない」と指導しました。
*今週、ハノイで、「ハノイ上空ディエン・ビエン・フー作戦の勝利・ベトナムの知恵と本領」と題する科学シンポジウムが開催されました。シンポジウムで、国防省のグエン・タイン・クン副大臣は「ハノイ上空ディエン・ビエン・フー作戦の勝利は重大な歴史的出来事で、党と故ホーチミン主席の本領、知恵、ビジョンを示しました。このシンポジウムは意義深いもので、人民軍と国民、中でも若者に革命伝統と民族大団結伝統の教育に寄与する」と発表しました。