11月3日から一週間の主な国内ニュース

* 4日、第13期ベトナム国会第6回会議は3週目の議事日程に入りました。今週、国会は、医療保険法改正案や、建設法改正案、環境保護法改正案などについて討議しました。特に、国会は現憲法改正案と土地法改正案について討議されました。現憲法改正案に関して、議員42人が意見を寄せました。キェンザン省選出のグエン・ザイン・ウト議員は次のように語りました。

(テープ)

「憲法改正案には民族問題が取り上げられ、少数民族の人々から好評を受けています。民族政策には少数民族問題が重要な要素ですが、各民族の統一性に関する規定を定める時、『ベトナム社会主義共和国はベトナムの各民族の統一国家である』ことを強調する必要があります」


* 今週はじめ、ハノイで、ベトナムと中東・北アフリカとの経済連携フォーラムが開催されました。このような大規模なフォーラムがベトナムで開催されたのは今回が初めてで、ベトナムと中東、及び、北アフリカとの経済協力に新しい原動力を作り出すものと見られています。開会式で、グェン・タン・ズン首相は演説を行い、「ベトナムは常に中東・北アフリカとの協力関係を重視しており、このフォーラムが双方関係の強化に寄与することを望んでいる」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「科学技術の大きな発展や、各国間の連携の増加などを見せている21世紀は人類に新しいチャンスを与えています。こうした中、双方は協力を強化し、飢餓貧困解消を促進し、戦略的信頼を醸成する必要があります」


* 7日ハノイで行われたベトナム外務省の定例記者会見で、ルオン・タン・ギー外務省報道官はベトナムの国連人権評議会入りに触れ、その中で、「この数年間、ベトナムは民事、政治、経済、文化、社会などの分野に関する人権保護事業において多くの成果を収めてきた。これらの成果は国際共同体から高く評価されている。経済社会分野への国民の積極的な参加はベトナムでのドイモイ刷新事業を成功させた重要な要素となった」と明らかにした上で、「その基礎で、ベトナムは 2014~2016年期の国連人権評議会に立候補したいのだ」と語りました。また、「2013年11月5日に、グェン・タン・ズン首相はベトナムの国連大使に対し国連の拷問等禁止条約の署名を委託した。これはベトナムが国連人権理事会の普遍的定期的審査の枠内における人権分野の公約などを尊重し、厳粛に履行していることを示している」と強調しました。


* 今週、ベトナム国内で、ロシアの10月革命96周年を記念する様々な活動が行われました。7日午前、ホーチミン市で、ホーチミン市のベトナム・ロシア友好協会と友好組織連合会はロシアの10月革命96周年を記念する式典を共催しました。他方、7日午前、ハノイで、ハノイ市の党委員会、人民評議会、人民委員会、祖国戦線委員会の代表団はレーニン像に献花しました。ベトナム革命博物館などもこの偉大な革命に関する展示会を開催しました。


* 6日から10日かけて、UNDP=国連開発計画のヘレン・クラーク総裁はベトナムを訪問しています。訪問期間中、同総裁は、ベトナム駐在国連の各代表事務所の指導部、ベトナム政府の指導者らと会合し、ベトナムにおける国連の役割や、国連のミレニアム目標の実施の強化、ベトナムのグリーン成長の補助などについて討議しました。クラーク総裁はまた、アジア太平洋地域のUNDG=国連開発グループの会議にも出席しました。

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