12月13日からの主な国内ニュース

*14日午前、ハノイで第11期共産党中央委員会第13回総会が開幕しました。総会では第12回党大会の報告議案に寄せられた各レベルの党委員会大会、国会議員、祖国戦線、大衆団体、幹部、党員、人民各層の意見や提案が集約された他、第12期党中央委員会、政治局、書記局、検査委員会の人事、第12回党大会の議事日程、選挙体制などについて討議が行なわれます。総会で、グエン・フ・チョン書記長は人事問題にふれ、次のように強調しています。

(テープ)

「今回の総会で政治局は第12期党中央委員会、政治局、書記局、中央検査委員会の人事の準備作業を報告します。また、第12期党中央委員会に再選される特別な人物や候補者推薦名簿の投票が行なわれます。」

チョン書記長はこのように語りました。

*今週、カンボジアのサイ・チュム上院議長率いる議員代表団はベトナムを公式訪問しました。3日間にわたるベトナム訪問中、サイ・チュム議長はグエン・シン・フン国会議長と会談を行った他、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席を表敬訪問し、グェン・タン・ズン首相と会見を行いました。これらの会談と会見で、双方は両国の国会間の全面的協力について意見を交換すると共に、訪問団の交換、人材育成、立法活動に関する経験交換、国際場裏における支援と支持の強化などで一致しました。

*先頃、フランス国民議会外務委員会のエリザベート・ギグー委員長はベトナムを訪問しました。チュオン・タン・サン国家主席はギグー委員長と会見した際、双方は商取引額を引き上げる必要があることで一致しました。他方、ベトナムのホアン・チュン・ハイ副首相はベトナムを訪問したロシアのイゴール・シュワロフ第1副首相と会談し、経済、貿易関係の強化で合意しました。

*今週、ハノイで、グエン・タン・ズン首相は「ASEAN経済共同体へ向けて」と題するベトナム企業フォーラムに参加した企業経営者らと懇親会を行ないました。席上、ズン首相は国の経済社会発展と国際社会への参入に対するベトナム企業界の貢献を高く評価し、次のように語りました。

(テープ)

「工業化現代化事業を促進し、迅速かつ持続的な発展を遂げるとともに国民が豊かで、強固な国、民主、公平、文明的なベトナムづくりを実現するために は、国際社会への参入を進めなければなりません。参入には競争が伴います。企業は競争にさらされる主要勢力です。政府は企業に対し、生産コストの軽減や競 争力の向上のため、市場の改善や法整備、手続きの改革など、あらゆる有利な条件を作り出します。」

同日午後、ズン首相は商工部門の各企業と会合を行い、世界経済への参入を進める措置について話し合いました。

*先頃、ハノイで、「国際社会への参入の新しい段階における農業協力の効果向上」と題するシンポジウムが行われました。このシンポジウムは、TPP環太平洋経済協力協定の交渉が終了した背景の中で、ベトナムの農産物の輸出に対するチャンスと試練を評価するためのものです。

シンポジウムで、ブイ・タイン・ソン外務次官は挨拶をし、その中で、農業はベトナムの経済社会発展に大きな貢献をしているが、国際社会への参入が新しい段階に入っている現在、多くのチャンスがありながらも、大きな試練に立たされていると明らかにしました。シンポジウムで、専門家らは、ベトナム農業のチャンスと試練を分析した上で、農林水産物の輸出を促進させる措置について話し合いました。

 

 

 

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