12月14日からの一週間の主な国内ニュース

*今週、グエン・シン・フン国会議長は、中部ゲーアン省のビン大学の有権者と会合を行いました。同大学の教師と学生らとの会合で、フン議長は同大学に対し、様々な英雄を輩出した地の良き伝統を発揮し、国際基準を満たすために、教育の質的向上に力を更に入れるよう求めました。

*先頃、ハノイで、「ベトナム外交の国際社会への主体的かつ積極的参入」をテーマにした第28回外交会議が開催され、700名あまりの代表が出席しました。会議で発言に立ったグェン・フ・チョン共産党書記長は次のように語りました。

(テープ)

「外交部門は祖国建設防衛事業と工業化現代化事業、及び2020年までにベトナムが工業国へと成長するという目標の実施に向けて平和的かつ有利な環境の確保に牽引役としての役割を果たし続ける必要があります。戦時に兵士たちは祖国防衛事業に先頭に立ちましたが、平和時代に外交官は平和づくり、祖国防衛、そして発展事業への投資誘致に先頭に立たなければなりません。」

会議は5日間にわたり開催されました。

*今週、ハノイで、各省庁の年末会議が行われ、党と政府の指導者らが出席しました。第69回全国公安部門の会議で、グェン・フ・チョン共産党書記長は「公安部門は国の安全保障、社会の治安秩序を効果的に確保し、政治的安定と領土の主権確保に寄与し、経済発展と外交関係の拡大に有利な条件を作り出した」と強調しました。他方、グエン・タン・ズン首相は銀行部門の年末会議に出席した際、2014年に為替相場やマクロ経済の安定化、外貨準備高の引き上げ、信用機関の再構築を断固として実施するよう求めました。

*14日から17日にかけて、アメリカのケリー国務長官はベトナムを訪問しました。訪問期間中、ケリー長官はファム・ビン・ミン副首相兼外相と会談しました。会談後、両氏は記者会見を行いました。席上、ミン外相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムとアメリカの関係の強化策について話し合いました。各レベルの訪問団の交換、対話の維持、貿易投資協力促進などで一致しました。また、科学技術協力を進め、中でも、民間核エネルギー協力協定を早期に締結することにも合意しました」

*12月22日のベトナム人民軍創立69周年記念日を迎えるにあたり、17日夜、ハノイで国防省は祝賀レセプションを行い、国防省の指導者をはじめ、傘下各総局、機関の指導者、ベトナム駐在外国軍事代表団が参列しました。同日夜、ホーチミン市で同市党委員会のグエン・タイン・ハイ委員長は定年退職した400名あまりの将軍や幹部らと懇親会を行いました。

*12月18日の国際移民デーにあたり、17日、ハノイで「法的支援を通じての移住労働者の保護強化・地域各国の経験交換とベトナムの実情」と題するシンポジウムが開催されました。これは労働傷病軍人社会事業省とIOM=国際移住機関ベトナム事務所の共催により行われたものです。シンポジウムで発表された報告によりますと、現在、ベトナム人労働者およそ50万人はアジアから中東、欧州、アメリカに至るまで40の国と地域で働いており、そのうち女性労働者は30%を占めています。

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