2月18日から一週間の主な国内ニュース


*     今週、ハノイで、第14期国会常務委員会第7回会議が行われました。今回の会議では、刑事法改正案と水利法案に関して意見の相違が生じる問題、及び、ホーチミン市に適用する特殊の体制、政策、予算を規定する政府の政令の発行、2016-2020年期における公的投資計画にあるそれぞれのプロジェクトへの投資資金の配分とプロジェクトのリストが討議されました。

*     20日から22日にかけて、ロシア上院のワレンチナ・イワノヴナ・マトヴィエンコ議長はベトナム公式訪問を行いました。訪問期間中、マトヴィエンコ議長は、グエン・ティ・キム・ガン国会議長と会談したほか、グェン・フー・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、グェン・スアン・フック首相を表敬訪問しました。会談後の記者会見で、ガン議長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「両国国会の指導部や、国会の各機関による相互訪問の強化や、友好議員連盟の活動への有利な条件づくりなどで一致しました。また、両国の政府や、地方、企業、国民が交流を強化し、相互理解を深めることを支持していきます。」

*     2月18日から3月3日にかけて、中部カインホア省ニャチャン市で、APEC=アジア太平洋経済協力会議の第1回SOM=高級実務者会合と関連会合が行なわれています。これらの会合はベトナムのAPEC年2017の幕開けとして重要な意義を持っています。APEC加盟21カ国、ABAC =APECビジネス諮問委員会、PECC=太平洋経済協力会議の代表と地域と国際諸組織の代表合わせて1900人がSOMと関連会合に参加しています。
「新しい原動力をつくり、共通の未来を培う」というベトナムのAPEC年2017テーマを実施して、今回のSOMと関連会合は2017年のAPEC年の優先課題を討議、採択します。APECの加盟諸国はいずれもAPEC年2017の主催国ベトナムと協力して、APEC協力を促進し、アジア太平洋地域における経済成長率と経済連携に寄与する決意を表明しました。
また、腐敗防止と明白化問題は議事内容の一つとなっています。これらの会合で、社会全体の腐敗防止への参加の推進という主催国ベトナムの構想はAPEC加盟諸国の賛成を得ています。政府査察機関のファン・バン・サウ長官は次のように語りました。

(テープ)

「APECの腐敗防止と透明性に関する専門家ワークショップはこのシンポジウムの結果を基礎に、文書の作成、及び、企業を始め、社会全体が今後、腐敗防止対策に効果的に参加できるように公約します。」

*     今週、ハノイにある103号軍医病院で、同病院の医師らと日本の医師らは囊胞(のうほう)性肺線維症の6歳の男児への生体肺移植手術を行い、無事終了しました。これを受け、グエン・スアン・フック首相は書簡を送り、表彰しました。フック首相は、「これは、2月27日のベトナム医師の日を祝う適切なものである」と語りました。

 

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