(VOVWORLD) -この会議は2019年に達成した成果を総括し、2020年の経済社会発展計画に関する目標値を遂行するための対策を展開するためのものです。
先週、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の下、政府と各地方とのテレビ会議が行われ、グエン・フー・チョン共産党書記長・国家主席、グエン・テイ・キム・ガン国会議長が出席しました。
この会議は2019年に達成した成果を総括し、2020年の経済社会発展計画に関する目標値を遂行するための対策を展開するためのものです。
会議で発表された報告によりますと、「2019年、多くの困難に直面しましたが、ベトナムのGDP=国内総生産の伸び率が7.02%に達し、前に打ち出した目標値を上回りました。インフレ率が2.79%に達し、この3年の最低水準にあります。
輸出総額は5170億ドルに達し、過去最高のものとなりました。また、2019年、ベトナムを訪れた外国人観光客の数は延べ1800万人に達しました。
会議で、チョン共産党書記長・国家主席は「2019年、ベトナムは多くの困難に直面しながらも、共産党、政府、全国民の取組により、多くの成果を収めた」と明らかにした上で、2020年、ベトナムはマクロ経済の強化、インフレ抑制、文化社会の発展などに力を入れる必要があると述べました。
1日、政府は、2020年の経済社会発展計画と国家予算の展開を目指す決議を公表しました。また、政府は経営環境の改善、国家競争力の向上を目指す決議をも公表しました。
これにより、2020年、政府は社会主義を志向する市場経済の完備の続行、法律作成の質的向上と法律施行の効果向上、マクロ経済の安定化、インフレの抑制、経済の着実で急速な発展と文化社会発展、環境保護の両立、国防安全保障などに力を入れてゆくとしています。