3月2日から一週間の主な国内ニュース

*   今週、グエン・タン・ズン首相は中部高原地帯テイグエン地方にあるダクノン省と北部ナムディン省の指導部と会合を行い、これらの地方での経済社会発展状況とその強化策などについて討議しました。ズン首相はこれらの地方に対し、工業向けの投資の誘致や医療、科学技術の発展に力を入れるよう要請しました。

* この2ヶ月間、1992年憲法改正案に対する国民の意見集約は幅広く進められ、人民各層が積極的に参加しています。6日午前、ハノイで、政府は意見集約の初歩的結果を総括するため、全国の63省や市とのオンライン会議を行いました。これまでの集計によりますと、54の省や市は憲法改正案に対する意見集約の報告を提出しました。会議で、グェ ン・スアン・フク副首相は意見集約に取り組んできた各地方や機関の努力を高く評価し、次のように語りました。

(テープ)

「政府は各地方や機関に対し、国民の意見を真実にまとめるよう要請します。各報告書には意見の不一致が残されている複雑な問題について明確な評価を示しなければなりません。科学者、専門家、管理者の意見を集約しなければなりません」

フク副首相はこのように語りました。

* 8日午前、ハノイで、ASEAN=東南アジア諸国連合第19回経済相会議が開幕し、加盟10カ国の代表団とASEAN事務局長が参加しました。会議では2015年までのASEAN経済共同体づくり総合計画の実施を目指す具体的な措置が討議、採択されます。他方、ベトナムはカンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム経済相会議を主催し、4カ国間の経済貿易協力の促進や4カ国とASEANのほかの加盟諸国との発展格差の是正を狙っています。この会議で、ベトナムは5件の新しい協力計画を提案するとしています。

*   5日午前、ハノイで、ベトナム国防省のフン・クァン・タイン大臣はロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と会談しました。会談で、双方は地域と世界情勢に関する諸問題や、両国防省の協力計画などについて討議しました。双方は国防次官レベルの戦略対話を行うことで一致しました。同日、チュオン・タン・サン国家主席もショイグ国防相と会見しました。サン主席は「ベトナムとロシアとの関係の更なる発展のために取り組む」と確約しました。

*   7日、ベトナム外務省のルオン・タイン・ギー報道官は「先頃、中国の巡査艦がベトナムのチュオン・サとホアン・サ両群島を含め、ベトナム東部海域を巡回した」ことに関し、次のように語っています。

(テープ)

「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の主権を再度確認します。ベトナムの許可を受けずに、同地域で行われるあらゆる活動はベトナムの主権を侵犯する行為となります。私たちは断固として反対します」

ギー氏はこのように語りました

*   今週、3月8日の国際婦人デーを記念する活動が国内各地で活発に行われました。4日、ベトナム日人連合会は2012年の「コワレフスカヤ賞」及び「優秀な女性」をテーマにした作文コンクールの授与式を行いました。また、8日午前、ホーチミン市婦人連合会は記念式典と「ベトナム家庭年」に対応する競争運動をスタートさせる式典を行いました。一方、ハノイや、ハイフォン、ダナンなど全国各地で、女性を顕彰する様々な文化活動は活発に行われました。

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