5月18日から一週間の主な国内ニュース


* 今週、国内外で、ホーチミン主席生誕124周年を記念する活動が活発に行われました。19日、ハノイで、党中央宣伝教育員会は「ホーチミン主席の道徳を見習おう」運動の促進に関するオンライン会議を開催しました。また、国内各地や、国外在留ベトナム人、外国駐在機関、各国の友人もホーチミン主席を偲ぶ儀式などを行いました。

* 今週、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領はベトナムのチュオン・タン・サン国家主席の招きに応じてベトナム訪問を行いました。サン主席との会談で、両首脳は両国の取引額を4億から10億ドルにするという決意を表明しました。ベトナムを訪問した際、アリエフ大統領は経済、通商、科学技術の各分野での両政府間の協力協定の調印式に立会った他、アゼルバイジャンに留学した経験があるベトナム人留学生と懇親会を行いました。

* 20日午前、ハノイで、第13期ベトナム国会第7回会議が開幕し、国会議員およそ500人が出席しています。今国会では11件の法改正案と16件の法案、2013年と2014年の初めに おける国の経済社会発展状況、国会と各レベルの人民評議会が任命した役職者に対する信任投票について討議が行われるほか、東部海域の情勢も主要議題になっています。これに関し、グエン・シン・フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

「この会議で、国会は東部海域情勢に関する政府の報告書について意見を交換した上で、国の領海保護や、ベトナム・中国の伝統友好関係の維持へ向けての措置について討議します。」

* 21日午前、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はアメリカのケリー国務長官と電話会談し、両国関係とベトナム東部海域の最近の動きについて話し合いました。東部海域問題に関し、ケリー長官はベトナムの自制心と善意、また、平和的対応を高く評価するとともに、「中国がベトナムの排他的経済水域に一方的にリグを設置したことに懸念し、これは挑発的な行動で、地域情勢を緊張化させた」と強調しました。

* ビンズオン省や、ドンナイ省で発生した反中集会の暴徒化問題に関し、今週、ズン首相は関連各地方と機関に対し、企業の損害を評定する機関を発足させ、公表するよう要請しました。また、財務省に対し、企業補助措置を取るよう指示しています。これまで、過激者に襲撃された各企業は活動を再開しました。ホーチミン市輸出加工区管理委員会のブー・バン・ホア委員長は次のように語りました。

(テープ)

「各企業は政府とベトナムの法律に信頼を置いています。私達は各企業と同行しています。管理委員会は常に、企業の困難解決を補助し、健全な投資環境作りに力を入れています」

* 23日午前、ハノイで、「突破口・成功」と題する第11回「光栄のベトナム」2014が開催されました。今回、学習、労働、研究などで優れた業績を上げた 30の個人と団体が顕彰されました。その中に、中国に対し、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に不法に設置したリグの撤去を求め、領有権の確保に取り組んでいる海上警察、漁業検査隊員、漁民も入っています。

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