7月16日から一週間の主な国内ニュース


* 20日、ハノイで、第14期国会第1回会議が開幕しました。開会式にはグェン・フー・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、グェン・スアン・フック首相、グェン・ティ・キム・ガン国会議長を始め、党と政府、祖国戦線の指導者、元指導者、各部門、省庁、外交団の代表、及び、国会議員494人が参加しました。計画によりますと、今国会では国会議長・副議長・国会所属各委員会委員長の選出、国家主席・国家副主席・首相・副首相、最高人民裁判所長官などを選出し、閣僚名簿の承認を行います。また、国会は今年上半期の経済社会発展情況に関する政府報告を討議する他、下半期の対策を討議します。開会式で、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ)

「法治国家の建設、人権、市民権の擁護、土地、資源、財政、通貨、投資、経営、環境などに関する法律を重視するかたわら、科学技術、教育養成分野にも関心を寄せる必要があります。法律を整備する際に、党の路線を基礎に、各国の経験を研究した上で、ベトナム情勢に見合った内容を選択して、取り入れなければなりません。」

*     今週、スロバキアの ロベルト・フィツォ首相は、ベトナムのグエン・スアン・フック首相の招きに応じて、ベトナム公式訪問を行い、フック首相と会談したほか、ベトナムの指導者らと会見しました。フック首相との会談で、両首相は「ベトナムとスロバキアとの経済、貿易関係が安定した発展を遂げており、年間の取引総額はおよそ3億ドルにのぼっている」との見解で一致しました。両国間の経済関係をさらに発展させるため、両首相は経済協力に関する合同委員会の運営の効果向上、貿易・投資振興活動の強化などで合意しました。また、両首相は国防、安全保障、文化、教育養成、科学技術などの分野における協力を強化することで合意した他、国際の場における両国の効果的な協力に満足の意を表明しました。会談後の共同記者会見で、フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「双方は、スロバキア企業がエネルギー、すその産業、機械製造、医療、食品加工などの分野でベトナムに投資することを歓迎します。特に、今回、複数の重要な協力合意書が締結されました。」

*     今週、ハノイで、2016年~2020年期における第5回ベトナム協同組合連盟大会が開かれ、国内各地の3千万の労働者を代表するおよそ550人が出席しました。「団結、刷新、参入、持続可能な発展」と題するこの大会は2010年~2015年期における協同組合連盟の結果を評価しました。

*     今週、ダン・テイ・ゴック・ティン国家副主席は、ニューヨークの国連本部で開催されたエルニーニョ現象の対応と気候変動のリスクの削減に関する高級会合に出席し、演説を行いました。その中で、「国連のミレニアム目標の実現、及び、人民の権利の享受などに対するエルニーニョ現象と気候変動のマイナス影響を強調した他、ベトナムでの過去100年の中で最も深刻な干ばつと塩害状況を知らせました。また、ティン国家副主席は国際社会に対し、ベトナムへの支援を続けるよう呼びかけました。

*     71の国と地域の代表団の参加による第27回国際生物学オリンピックが今月17日から23日にかけてベトナムの首都ハノイで開催され、ベトナムからは4人の生徒が参加しました。組織委員会によりますと、ベトナムが国際生物学オリンピックを開催するのは今回が初めてですが、試験問題はベトナムの科学者と教師から出されたものだということです。

 

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