(VOVWORLD) - 17日から一週間の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。
* 18日午前、ハノイで、ベトナム・ラオス外交関係樹立55周年、及び、両国の友好協力条約締結40周年を記念する集会が盛大に行われました。集会には、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、そして、ラオスのファンカム・ヴィファヴァン国家副主席、在ベトナムラオス大使館のファムヴィハン大使が出席しました。集会で演説にたったチョン書記長は、両国関係の歴史を振り返り、次のように語りました。
(テープ)
「この55年間の道のりを振り返ってみると、両国の特別な関係の形成と発展をさらに誇りに思うことでしょう。この関係は、親しい伝統的関係から特別な関係へと発展してきたのです。これは、共通の敵との戦い、そして、国の発展事業の中での相互支援に取り組んできた両国民の希望によるものであり、かつての民族解放事業でも現在の発展事業でも両国が収めた多くの成果を導く着実な協力関係でもあります。」
* 今週、グェン・フー・チョン党書記長はカンボジア国賓訪問を開始しました。カンボジアを訪問期間中、チョン書記長はノロドム・シハモニ国王と会談する他、ノロドム・モニニヤット・シハヌーク妃、テップ・ボーン大僧正などを表敬訪問し、サイ・チュム上院議長、及び、ヘン・サムリン国家評議会議長と会見を行いました。この機に、チョン書記長とサイ・チュム上院議長の共催により、プレアシハヌーク州でのベトナム・カンボジア友好記念塔の落成式が行なわれました。
* 20日、シリン・シャーミン・チャウドゥリー議長率いるバングラデシュ議会代表団はグェン・テイ・キム・ガン国会議長の招きによるベトナム公式訪問を行いました。両国会関係に関して、双方は立法に関する経験を交換するため、各レベルの相互訪問を行うこと、両国の友好議員グループを結成すること、地域と世界の場における相互支持を強化することなどで一致しました。
* 16日から23日にかけて、イタリア共産党のマウロ・アルボレシ書記長がベトナムを訪問しています。19日、ベトナム共産党本部で、党中央宣伝教育中央委員会のヴォ・ヴァン・トゥオン委員長は、アルボレシ書記長と会見し、「ベトナム共産党は常に、イタリア共産党との協力関係を拡大したい」と述べ、各国の共産党との関係を強化する方針であると明らかにしました。
* ASEAN=東南アジア諸国連合創設50周年を記念する活動の一環として、19日午前、ハノイで、ベトナム外務省はERIA=東アジア・ASEAN経済研究センターと連携して、「ASEAN創設50周年:ASEAN経済共同体とベトナム企業へのチャンス」に関する座談会を共催しました。座談会で発言に立ったベトナムのASEAN SOM=高級実務者会合代表団団長を務めるグエン・クオク・ズン外務次官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム政府は、経済の刷新と改革を続行することを公約します。政府は、企業の成長と発展に有利な条件を作り出すと共に、企業の困難解決のために企業と共に歩んでいます。」
座談会で、参加者らはASEAN経済共同体がもたらすチャンスを活用するための措置などについて話し合いました。