APEC首脳会議で発表しているサン国家主席
・ 今週、チュオン・タン・サン国家主席率いるベトナム政府代表団はロシアのウラジオストクで開催中のAPECアジア太平洋経済協力会議第20回首脳会議に出席しています。この機に、サン国家主席はAPEC・CEOサミットへメッセー ジを送りました。メッセージの中で、サン国家主席は「APECのメンバーは複数の利益と共同責任をともに分かち合っている。それは、アジア太平洋地域における平和、 安定、協力及び繁栄の維持へ向けて経済連携を促進すること。世界経済の回復過程においてアジア太平洋地域の牽引役を維持し継続することである。」と強調しました。
・ 今週、中部ゲアン省ビン市で、ベトナム共産党の故レ・ホン・フォン(LeHongPhong)書記長生誕110周年を記念する式典行われました。式典で、ベトナム共産党のグェン・フ・チョン書記長は「生前、レ・ホン・フォン氏はホーチミン主席の優れた生徒の一人であり、才能ある指導者で、祖国の独立、自由と国民の幸福に身を捧げた」と強調しました。
・ 今週、ベトナムの主催による農業・食糧安全保障・気候変動に関するグローバル会議が開かれました。この会議は、オランダ政府、FAO=国連食糧農業機関及びWB=世界銀行の支援で行なわれるものです。会議の冒頭で、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は次のように語りました。(テープ) dung 7/9
「農業・食糧安全保障・気候変動に関する第2回グローバル会議を高く評価します。今回の会議は、具体的な問題について集中的に討議し、環境にやさしい農業発展へ向けた効果的戦略を定め、持続可能な開発とグリーン成長を促進することに寄与します。この会議が気候変動の背景における農業発展、食糧安全保障確保に関する効果的な方策を見出すよう期待します。」
ズン首相はこのように語りました。
・ 今週、グェン・タン・ズン首相の主催によるベトナム政府の8月の月例会議が開催されました。会議で、政府機関の各閣僚は国営企業の活動の刷新と効果向 上、社会主義を志向する市場経済における国営企業の重要な役割の確保などについて討議し、その中で、労働者の自主性の発揮、企業内の財政の透明化を強調しました。
・ ベトナムのグエン・シン・フン国会議長の招きに応え、今週、AIPA東南アジア連議院総会議長を務めるインドネシアのマルズキ・アリー下院議長はベトナム訪問を開始しました。今回の訪問で、アリー下院議長とグエン・シン・フン国会議長は地域と国際場裏での連携やASEAN東南アジア諸国連合の中核的な役割の向上、2015年までのASEAN共同体づくりにおけるAIPAの役割の強化などについて協議するとしています。
・ 今週、ハノイで、「ベトナム・中国第3回次官級戦略対話」が開かれました。
対話で、両国の代表らは、南シナ海を巡る諸問題について率直に意見交換しました。また、双方は、二国間と多国間に関する諸問題について話し合いました。二国関係について、双方は、海軍、国境警備隊、海上警察などによる交流、協力、連携を強化することで一致しました。席上、ベトナム国防省のグェン・チ・ビン次官は次のように語りました。 (テープ) VINH 5/9
「我々の対話は、国防関係を初めとするベトナムと中国との良好な関係に積極的かつ適切に寄与すると期待・確信しています。これはまた、両国と地域内の平和維持にも寄与します」 ビン国防次官はこのように語りました。
対話後、グェン・チ・ビン次官と馬暁天副総参謀長は両国軍隊の育成に関する協力合意書の調印式に立ち会いました。