*10月1日ハノイで、第11期ベトナム共産党中央委員会第6回総会が開幕しました。今総会では、2012年の経済社会状況や2013年の発展計画と国家予算案、国営企業の再構築事業、土地に関する政策と法律、科学技術発展計画、党 の政治局や、書記局、中央委員会をはじめとする党と国家の高級指導部の人事企画、党中央委員会第4回総会の決議に従って実施された政治局員および書記局員の批判と自己批判活動に関する報告などが討議される見通しです。
総会の冒頭で、グエン・フー・チョン書記長は「今総会で、取り上げられる問題は重要な意義を持つ」と述べるとともに、経済社会問題に関し、「2012年の特徴を詳しく分析するよう」要請し、次のように語りました。
(テープ)
「経済状況を正しく評価した上で、2013年の主な目標値を設置します。多分、来年にもインフレ抑制に関心を寄せ続ける必要がありますが、マクロ経済の健全化と安定化、投資環境の改善、社会福祉の確保、経済構造の再構築に力を入れなければなりません。」 チョン書記長はこのように語りました。
* 先ごろ、ラオスの首都ビエンチャンで、第7回ASEP アジア・ヨーロッパ国会パートナーシップ会合が開催されました。ベトナム国会のグェン・シン・フン議長率いる代表団がこの会合に参加しました。会合で演説に立ったグエン・シン・フン議長は「ASEP加盟諸国は国民の代表として、国民のために、アジアと欧州の相互理解の強化、協力の促進で重要な役割を果たしており、立法と行政との連携の確保を目指している」と強調しました。また、フン議長は「ASEP7は世界経済の回復が遅れて、多くの地域で、政治、安全保障状況は複雑に推移している背景の中で開催された」と述べ、次のように語りました。(テープ)
「自然災害が多発している現在、食糧安全保障の確保は差し迫った問題となり、各国の繁栄と持続的な発展を左右する要素となっています。それで、ASEP加盟諸国は農業と食糧生産の効果向上を目指す措置を支持する必要があります。これは食糧市場の明確な発展の確保、国際発展政策の調整、補助措置の防止、三者協力方式の促進、支援対象国と供与国の財源の結合を目的にしています。」
フン議長はこのように語りました。
*5日午後、第13期ベトナム国会常務委員会第12回会議が開幕しました。この会議では国会と人民評議会が任命した役人に対する信任投票を行なう段取り、手続き、実施方法に関する決議案
について意見聴取が行なわれるほか、1992年憲法改正案や同改正案に対する国民の意見集約に関する国会の決議案、2012年の経済社会発展計画と国家予算案の実施状況、及び2013年の国家予算案と予算の交付計画案、最高人民裁判所長官と最高人民検察院院長の報告について討議が行われます。
*先ごろ、南部ホーチミン市で「いい公民になれるように、学習する」をテーマにした生涯学習運動に応える週間が開催されました。これは『生涯学習』つまり、生涯にわたり学び・
学習の活動を続けていくことへの人々の認識を向上させるとともに、社会全体上げての学習運動への参加を実現し、各レベルの管理者の認識を変革させることが狙いです。1日から7日にかけて、「ホーチミン主席と学習」をテーマにした写真展や討論会、教育施設の見学、学習の宣伝などが行われました。