9月4日からの主な国内ニュース

(VOVWORLD) -9月2日のベトナム独立72周年を記念する諸活動が相次ぎました。


・中でも、グエン・フ・チョン党書記長はハノイの国家主席府内にあるホーチミン主席記念地区を訪れ、線香を手向けました。この機に、グェン・スアン・フック首相夫妻は、ベトナムに駐在する各国の大使、国際組織の代表らを招き、ベトナム独立72周年記念パーティーを主宰しました。席上、フック首相は次のように語っています。

(テープ)

「現在、ベトナム政府は、経済の効果性と競争力の向上、行政改革の強化、市民と企業に有利な条件を作り、経済の持続的かつ包摂的成長、民主主義の発揮、汚職・浪費の防止対策に向けて画期的な方策をとりながら、断固として指導しています。」

・今週、エジプトのアブデル・ファタハ・アル・シーシー大統領は国賓としてベトナムを訪問しました。この訪問に当たり、シーシー大統領は、チャン・ダイ・クアン国家主席と会談したほか、グェン・フ・チョン党書記長と会見しました。これらの席で、双方は、多くの分野における二国間の協力強化に向けた具体的な措置で合意しました。シーシー大統領との共同記者会見を行ったクアン主席は次のように語りました。

(テープ)

「この54年間に絶え間なく培われてきた着実な基礎、及び双方の大きな潜在力と努力により、ベトナムとエジプトとの伝統的友好関係と多面的な協力は日増しに効果的かつ適切に発展し、両国民の願望に応えると共に、地域と世界の平和・安定・協力・発展に寄与してゆきます。」

・今週、ハノイで、VINASA=ベトナムソフトウエア・情報技術サービス協会の主催により、ICTサミット2017=ベトナム情報通信技術サミットが行われました。「第4次産業革命におけるデジタルへのシフト」をテーマにした今年のサミットは、「第4次産業革命に関するベトナムの認識」や、「ベトナムのデジタル経済のメリット」、「スマート農業・スマート観光・スマートシティ」、「イノベーションとスタートアップの刷新」といった4つの議題に集中しました。席上、発言にたったブ・ドゥク・ダム副首相は、「ベトナムはサイバー攻撃による深刻な被害を受けている」と指摘した上で、関連各省庁、機関、企業、個人に対し、協力を強化し、情報技術のインフラ整備や、情報交換、経験交換を強化していくよう呼びかけました。

・今週、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、ベトナム外務省のレ・テイ・トゥ・ハン報道官は中国が先頃、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海にあるホアンサ群島(パラセル諸島)で実弾射撃訓練を行ったことに関してベトナムが講義することを改めて強調しました。ハン報道官は「中国のこの行為はホアンサ群島に対するベトナムの領有権を深刻に侵犯し、ベトナム東部海域を始め、地域の平和、安定を脅かしている。ベトナムは中国に対し、ホアンサ群島に対するベトナムの領有権を尊重し、同じ行動を繰り返さないで、地域の平和、安定に悪影響を与えないよう求めます。ベトナムは1982年の国連海洋法条約と国連憲章などを始め、国際法に則って、ベトナム東部海域における自らの領有権と正当な権利を守るため、全力を尽くすと述べました。

・5日、国内各地の生徒、学生およそ2200万人は2017~2018学年の始業式に参加しました。党、国家、国会、政府の指導者らは、全国学校の始業式に列席しました。

・今週、VOV=ベトナムの声放送局開局72周年記念諸活動が行われました。


ご感想

他の情報