* 今週、韓国の朴槿恵大統領はチュオン・タン・サン国家主席の招きに応え、国賓としてのベトナム訪問を行いました。訪問期間中、パク大統領はベトナムの指導者らと会談や会見を行いました。これらの席で、双方は経済、貿易、投資、科学技術、雇用、環境、文化、教育などの分野における協力を強化することで一致するとともに、2020年 をめどに両国間の貿易額を700億ドルにすること、及び、ベトナムと韓国との自由貿易協定の早期締結を目指す交渉を促進することで合意しました。サン主席は次のように語りました。
(テープ)
「韓国が協力発展においてベトナムを重点パートナーとして見なしていることを歓迎しています。パククネ大統領による今回のベトナム訪問は成功し、両国の戦略的パートナー関係の促進に新たな原動力を作り出してゆくと確信しています。」
パク大統領は科学技術、環境、土地管理、雇用、交通インフラ整備、財政銀行、流通などの分野における協力文書の調印式に立ち会いました。
* 今週、シンガポールのリーシェンロン首相はベトナムを訪問しました。11日午後、ハノイで、グエン・タン・ズン首相はリー首相と会談しました。両国間の協力に関して、両首相は、訪問団交換の強化、両国の政党と議会間の協力の促進、友好協会の設立などで一致しました。さらに、教育訓練や、エネルギー、石油ガス、農業、建設業、交通運輸、労働、金融、郵政通信、情報技術などの分野での連携を深化することにも合意しました。ズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「私とリー首相はベトナム・シンガポールの全面的友好協力関係を戦略的パートナーシップに格上げすることを正式に決定しました。これは、両国関係の促進に原動力を作り出すだけでなく、2015年をめどにするアセアン共同体作りにも寄与します」
会談後、両首相は、ベトナム・シンガポール国交樹立40周年を記念する切手の発行式に立ち会いました。
* 今週、ベトナム・日本国交樹立40周年を記念する活動が活発に行われ、中でも、農業農村開発省と在ベトナム日本大使館の共催による自然災害防止経験に関するシンポジウムがありました。シンポジウムで、代表らは東日本大震災による被害克服状況について経験を交換しました。一方、12日東京で、「日本におけるベトナムデー」というプログラムが22日までの日程で開幕しました。これは、両国関係40周年を記念する最大規模のものです。
* 今週、第13期国会常務委員会第21回会議が24日までの日程で開幕しました。今回の会議では、1992年憲法改正案や、土地法改正案、ベトナム在住外国人出入国・住居法案などが討議されます。