* イラクやシリアで勢力を拡大しているイスラム過激派組織「イスラム国」は先週、戦闘員の男が拘束していたイギリス人とみられる人物を殺害する映像をインターネット上に掲載しました。映像は3日、イスラム過激派組織、「イスラム国」が「アメリカと有志連合へのもう1つのメッセージ」というタイトルでインターネット上に掲載しました。国連安全保障理事会をはじめ、世界各国はこの行為を強く批判しています。
* ウクライナ東部では、政府軍と親ロシア派が停戦に合意したあとも戦闘が続き、砲弾が学校に着弾して死者が出るなど、停戦合意が徹底されていない実態が浮き彫りとなっています。ウクライナ東部を巡って、政府軍と親ロシア派は先月5日、停戦に合意しましたが、中心都市ドネツクや工業都市マリウポリの郊外では、今も散発的に戦闘が続いています。このうち、政府軍が掌握しているドネツクの空港では、親ロシア派がロケット弾などで大規模な砲撃を加えているのに対して、政府軍が応戦しています。
* 先週、インドのモディ首相がアメリカを訪問しました。この訪問は、二国間の貿易関係の強化と、協力関係を結び付けることが狙いです。モディ首相は、アメリカで、国連総会で基調演説を行い、ニューヨーク在留インド系アメリカ人共同体の代表と話し合い、そして、ワシントンで、同首相はオバマ大統領と会談し、二国関係について討議しました。モディ首相はこの訪問は両国の戦略的なパートナー関係に新たな協力計画を与えるとの確信を表明しました。
* 香港行政長官選挙の制度改革をめぐる民主派デモが1週間以上にわたって続いている香港では一部で道路の封鎖が解除されました。デモ隊側が香港当局による強制排除を懸念しまました。香港政府は企業や学校、政府機関の活動を再開させるため、デモ隊の強制排除も辞さないとの姿勢を示しています。なお、デモには約4000人が参加しました。
* 45か国・地域から1万人近い選手が参加した第17回アジアスポーツ大会は先週、韓国・仁川で閉会式を行いました、16日間にわたって行われたスポーツの祭典は幕を閉じました。中国チームは総合で一位、2位は韓国、3位は日本でした。第18回アジアスポーツ大会はインドネシアで開催される予定です。