ベトナムが2017のAPEC=アジア太平洋経済協力フォーラムの活動を準備している背景の中で、20日、ニューヨークで、「アジアソーサイエティ」研究所は、「不安定な未来、APECとアジア太平洋での自由貿易」をテーマにしたシンポジウムを行いました。
(写真:TTXVN)
席上、ベトナム商工会議所のブー・ティエン・ロック会頭は発表を行い、「ベトナムはAPEC2017の主催者として、2017年の優先課題の統一性を重視している。これらの優先課題は貿易自由化の指示、保護主義の反対、インフラと政策におけるAPECの連携の強化、オープンな市場と経済の自由化による利益の享受の平等性の確保、中小企業支援、女性への経済的エンパワーメントなどである」と強調しました。
これに先立つ18日、アメリカ駐在ベトナム大使館は、アメリカ側と協力して、APEC2017の活動のPRに関するイベントを開催しました。席上、ロック会頭は以上の優先課題を取り上げ、アメリカ側の支援を呼びかけました。これに対し、アメリカ側は、ベトナムが主催する活動に積極的に参加し、ベトナム企業との協力を強化していくと確約した上で、ベトナム側に対し、関連情報を早期に提供するよう要請しました。