3月1日午後、ベトナム中部ニャチャン市で開催中のAPEC=アジア太平洋経済協力会議のSOM=高級実務者会合と関連会議の際に、APEC事務局と政策支援ユニットは記者会見を行い、ベトナムとAPEC加盟諸国との関係の強化について紹介しました。
(写真:TTXVN)
これによりますと、近年、アジア太平洋地域は高い成長率を維持し、中でも2016年は域内の平均経済伸び率が3.5%に達しています。これは、銀行金利の引き下げや、消費奨励、外国投資奨励など加盟諸国が取っている措置によるものとしています。
一方、グローバル化の消極的動きや、世界経済の不安定性などはAPECにマイナス影響を与えていると指摘しています。
こうした中、APECは、貿易投資自由化の促進など具体的な計画を実施していくと明らかにしました。また、APEC事務局と政策支援ユニットはベトナムのイニシアチブを支援していると強調しました。