会合の様子(写真:TTXVN)
21日、中部カインホア省ニャチャン市で、行われているAPECの第1回SOM=高級実務者会合は4日目に入りました。同日、HRDWG=人材養成作業部会、ACTWG=腐敗防止・透明性作業部会、BMG=ビジネス関係者の移動に関する専門家会合、LSIF=生命科学革新フォーラム、EGILAT=違法伐採と関連貿易に関する専門家グループ、SCSC=基準・適合性小委員会、CPLG=競争政策・競争法グループ、及びSCCP=税関手続小委員会の会合などが行なわれました。
これらの会合は2016年の活動を総括し、2017年の方向性を討議しました。教育ネットワークに関する会合で、教育訓練省のファム・マイン・フン次官は「ベトナムは常に教育を人材開発の重要な基盤である。これを基礎に、イノベーション活動を育むことができる」と明らかにすると共に、ベトナムが教育活動の改革において収めた成果を強調しました。
EGILAT=違法伐採と関連貿易に関する専門家グループとSCSC=基準・適合性小委員会は今年初の全体会合を開き、2017年の行動計画を採択しました。EGILATの今回の会合はAPEC加盟諸国が木材製品の合法性に関する法律を改正している背景の中で、重要な意義を持っています。会合で、ベトナム林業総局のグェン・バン・ハ副総局長は「森林伐採の阻止、植林の成果を紹介した上で、これは環境保護、生物多様性の保護だけでなく、国連の持続可能な開発目標の実現に寄与する」と述べました。