ブイ・タイン・ソン次官
3月2日午前、ベトナム中部沿海カインホア省、ニャチャン市でベトナム外務省のブイ・タイン・ソン次官の主催の下で、APEC=アジア太平洋経済協力会議のSOM1=第1回高級実務者会議が開幕しました。今回、APEC21カ国からの高級高官、学者、実業家多数が出席しています。開会式で発言にたったソン外務次官は「この12日間、APEC小委員会の作業部会の各会合や対話が行なわれ、APEC2017の最優先課題が討議されていた。SOM1の結果は国民と民間企業への支援構想を巡るAPECの重要な役割を確認するメッセージとなる」とし、次のように語りました
(テープ)
「SOM1会議で、我々はAPEC議事日程の効果的な討議に向けて、APEC各国の報告書を耳を傾け、それぞれの国の観点を見せることができます。特に、全地球におけるAPECの役割向上を目指す4つの最優先課題を集中させます。
私は、グローバル化と貿易自由化の促進並びにAPECの全ての加盟国の利益に向けて、APEC内の協力方法に関する各討論会の結果を望んでいます」
1日目の議事日程で、高級実務者による非公式会議の報告書、2017年の財務大臣の報告書及び経済委員会の委員長の報告書が発表されたほか、APEC各国の具体的な計画実施が採択されました。この会議に参加している代表らはAPEC発展事業におけるベトナムの役割を高く評価し、アジア太平洋地域の平和繁栄に向けてAPEC2017の成功への確信を表明しました。