イスラエル大使:「ベトナム政府が新型コロナ対策に大成功した」
(VOVWORLD) -2022年の新年を迎えるに当たり、在ベトナムイスラエル大使館のナダブ・エシュカ大使は、ベトナム通信社の取材に対し、2021年の医療や社会保障の確保などの分野におけるベトナム政府の役割を高く評価しました。
ナダブ・エシュカ大使(TTXVN撮影) |
ベトナム政府の新型コロナウイルス対策について、ナダブ大使は、「ベトナムは、新型コロナウイルスが世界で始めて流行した時に、疫病の感染拡大を効果的に抑制した」と明らかにしました。
同大使によりますと、ベトナム政府は、疫病の効果的抑制の為に最も効果的な医療的方策、とりわけ、新型コロナのワクチン接種プログラムの実施に精力的に取り組んできたということです。現時点で、ベトナムは、世界で新型コロナのワクチン接種をした人数が多い国の一つであり、パンデミックとの闘いにおいて大成功を収めたとされています。
また、経済の分野では、新型コロナウイルスの影響を受けたにもかかわらず、ベトナムとイスラエルとの2021年の貿易総額は15~20%増となっています。
両国は1993年に外交関係を本格的に樹立しました。およそ30年間にわたり、二国関係は、多くの分野において発展しつつあります。現在、ベトナムは、東南アジア地域におけるイスラエルの最大貿易相手国となっています。