ハー リスナーの皆さん、こんにちは、ハーです。
アン こんにちは、アンです。リスナーの皆さん、ベトナムの高齢者に関する調査結果によりますと、ベトナムの人口構成は高齢化社会が急速に進んでいます。これは平均寿命が日増しに上昇している一方で、出生率と死亡率が低下した原因となっています。
ハー また、現在、10人に1人が60歳以上ですが、2050年までには5人に内1人60歳以上であると予測されています。
アン その他、ベトナムにおける高齢者の39%が今なお働いています。労働市場に参加する農村部に住む高齢者と女性高齢者の割合が都市部の高齢者と男性高齢者の割合と比べてかなり高まっているという状況ですね。ではここでお便りの紹介を始めましょう。始めに、静岡県ふじえだ市の・おがわ・まさや・さんからの9月8日受信のお便りをご紹介します。
「ベトナムの声の皆様、こんにちは。今日のリクエスト音楽は良い音楽でした。故郷はいいですね。皆さんの故郷はどんなところでしょうか?私の故郷は近いところにあります。お茶の産地で、家の周りは一面の茶畑です。人口は2万人ぐらいの小さな町です。のんびりとした所です。お正月には帰りますが、帰るたびに少しずつですが風景が変わりますね。皆様の故郷の風景を教えて下されば嬉しいです。」とのお便りでした。
ハー おがわ・さん、お便りありがとうございます。国の工業化現代化へ進んでいるベトナムでは高層ビル、生産工場などが至るところに相次いで建設されるようになっているので、昔の素朴な故郷の風景は本当に懐かしい思い出となっていますね。
アン そうですね。かつて、ベトナムの郷里の風景について言えば、「ガジュマル、水汲み場、神社」といった一般的な風景が思い出されます。もちろん、北部、中部、南部の地方によって、風景は違いますが、どこに行っても、こうした風景を目にしますね。
ココナツの木
ハー そうですね。私の故郷は中部ですので、時々帰ります。故郷はココナツの産地ですから、ココナッツが沢山栽培されています。稲、トウモロコシの他、各種の果樹も栽培されています。都会暮らしの人々にとって、故郷へ帰るたびに一番の楽しみは、木から果物を採れるということですね。
アン そうですね。特に、男の人にとっては、故郷の湖や川で魚を釣ることですね。私の故郷も近いです。竜眼の産地ですよ。現在、昔の藁葺の家は、瓦葺の家に、そして、砂利道はコンクリート化されるようになりました。
ハー 故郷の変貌は本当に早いですね。帰るたびにそのことを実感しています。しかし、故郷の素朴で親しみ風景は私たちの心に懐かしい姿としていつまでも残っていますね。では次に、愛知県とうご町の・たき・かずひと・さんからの9月2日受信のお便りをご紹介します。
「インタビューなど“生の声”が流れて、とても良かったです。“生の声”はラジオの特長をとてもいかしていると思います。歌を流されるとき、よろしければ、曲名を紹介してください。さらに、曲名の出来た由来、どのような人々に良く歌われているか、簡単な歌詞紹介など伝えていただけなどさらにありがたいのですが。9月2日の独立記念日は祝日として学校、会社など休みなのですか?ホーチミン主席に親しみを込めたり、ホーチミン主席を敬服したりする歌で学校で教えてもらう歌はありますか?ホーチミン主席の伝記のような物は学校で教えられたり、家で親が子供に読んであげたりされますか?」とのお便りでした。
アン たき・さん、お便りありがとうございます。歌の紹介についてご意見とご提案をお寄せくださりありがとうございます。
ハー ところで、ベトナムでは独立記念日は祝日であるので、全ての学校や会社などは休みます。また、現在でも、ホーチミン主席は小さい子供からお年寄りまでの誰もが「ホーおじさん」と呼び、尊敬されていますよ。
アン そうですね。もちろん、ホーチミン主席の伝記や物語、歌などは学校で教えられていますよ。次に、福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さんからのお便りをご紹介します。
「ベトナムの声のリスナーの最高齢者及び最少年齢者はそれぞれ何歳でしょうか?ベトナムの声日本語を聴き始めてまだ14年です。しかし、最初の受信は29年前です。ベトナムの踊りや舞いは地域によって違いがありますか?日本は古代から踊りや舞いの習慣があります。私は躍るより見る方が好きです。さて、ベトナムには栗の木がありますか?日本では、山菜ご飯に栗を入れて炊き込みます。とても美味しいですよ。また、私の家では少しシンプルにアズキと栗だけの栗ご飯をいただきます。食欲の秋、ダウンしていた体重を少しでも回復させたいと思います。」とのお便りでした。
ハー ほかむら・さん、お便りありがとうございます。現在、日本語課のリスナーの最少年齢は14歳、最高齢の方は81歳です。
アン さて、54民族の多民族国家であるベトナムの踊りはそれぞれの民族習慣によって違っていますよ。各少数民族のお祭りでは、伝統的舞踊がよく披露されますよ。外村さんと同じように、私も躍るより見る方が好きです。
ハー ところで、ベトナムでも栗の木はありますよ。北部カオバン省チュン・カイン県は栗の有名な産地ですよ。この地の栗は、ブラウン色、まさに栗色で、丸い実です。小さい栗の実でも足の親指ぐらいの大きさです。
アン 毎年9,10月、今ちょうどの時期は栗の収穫期です。ベトナム人は栗をご飯に入れる習慣はありませんが、茹でたり焼いた栗をよく食べていますよ。
チュン・カイン県の栗の実
ハー 特に、寒い時に、焼いた栗を食べるのは最高ですね。この期間に、ハノイ市の道端では、焼き栗の店をよく目にしますよね。次に、東京都ねりま区の・かい・もとふみ・さんからの9月9日受信のお便りをご紹介します。
「ベトナムの声のスタッフの皆様、こんにちは。かなり久しぶりの受信報告書と成りました。最近、放送を聞きながら、貴局のホームページを同時に見ることが多くなりました。番組を聴きながら、なぜホームページを見るのか。その理由は幾つかあります。先ず一つは、スタッフの方々の写真が掲載されているページがありますが、ニュースや解説のコーナーの時にはそのお顔を拝見しながら聞いております。絵の動かないテレビみたいな感覚になりますが、それはそれで楽しいものだと思います。次に、今日のハノイ便りのような番組の場合は、国営飲食店37番店の写真が掲載されていました。残念ながら聴覚だけを頼りに得られる情報量は、視覚によって得られる情報量よりも桁違いに少ないというのが現実です。詳しい説明から店の様子を想像した後で、ホームページを見ると、想像以上に興味深い店の様子が掲載されていました。このように画像と音声の相乗効果が得られるから、という理由もあります。そして、最後に、統計的情報が放送された場合に、そのグラフや表等がホームページに挙がっている場合があり、これは理解する手助けになるからという理由です。このようにいくつかの理由で、ホームページを見ながら放送を聴くことが増えてきました。もちろん旅先でインターネット環境にない場合には、以前と同様にラジオ放送だけを楽しむことになります。短波放送とインターネットはこのように背反するのではなく、相乗効果が得られるものだと私は考えております。」とのお便りでした。
アン かい・さん、お便りありがとうございます。お久しぶりですね、お元気でお過ごしでしょうか。
ハー 私たちの日本語放送が、かい・さんのお役に立てれば、嬉しく思います。今後も、この放送をさらに充実させるために、取り組んでゆきます。
アン かい・さん、受信報告書とご意見やご感想を引き続きお寄せくださいね。
アン では最近お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。
・ 北海道札幌市の・わたなべ・つよし・さん
・ 群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん
・ 宮城県せんだい市の・あきば・ひろゆき・さん
・ 千葉県ちょうし市の・かとう・すぐる・さん
・ 東京都たちかわ市の・うすい・つよし・さん
・ 東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん
Ø ハー 神奈川県横浜市の・おのざわ・さかえ・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 滋賀県もりやま市の・よねだ・てつお・さん
・ 和歌山県かつらぎ町の・いしい・ひろむ・さん
・ 愛媛県まつやま市の・たけち・ひろし・さん
などの方々です。