ハロン湾の海上の村
リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ゴック こんにちは、ゴックです。
アン こんにちは、アンです。
ゴック アンさん、先週末で、テト9連休が終わりましたね。
アン そうですね。今週から平常ダイヤに戻りました。この日本語放送も同じです。このおしゃべりタイムはテト後の最初の放送となりますね。
ゴック そうですね。リスナーの皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。では、お便りを紹介しましょうか。初めに広島県、広島市のみやけ・ひでみつさんからのお便りをご紹介します。
― お正月明け急に寒くなってきました。ここ2~3年風邪を引くことがなかったのに風邪を引いてしまいました。せっかくお正月に家族で温泉に入ったというのに残念です。一日も早く直るといいのですが・・・この時期、インフルエンザも流行してるので特に気を付けないといけません。経済フォーカスの番組を聴いてますと、物価がどんどん上がってるのが気になります。
4月からの消費税増税に伴い、日本国内の郵便料金の引き上げ、公共料金の引き上げ、皆上げていきます。家計にも響いてくるのではないかと本当に心配しております。さらに、数年先は消費税が10%となり、ますます厳しくなってきます。
収入も増えてこないので困ったものです。ベトナム紹介では海産物を紹介していました。広島での海産物は「カキ」が有名です。今年のカキは成長がよくなく、出荷が遅れてるようです。ベトナムではカキの養殖は行ってますか?最近、リスナーの中で、Eメールで受信報告を送ってる方が多いようですが、私はやはり手書きの報告の方が好きです。ではまた、お便りします。と書いてくださいました。
アン みやけさん、お便り、ありがとうございます。風邪を引いてしまい、大変ですね。今はどうですか。直ったと思いますが、これからもお体に気をつけてくださいね。
ゴック そうですね。「健康第一」ですからね。特に、これから、物価高騰、気候変動などによって、生活はより大変になるので、健康でないと、何かと大変ですよね。
アン そうですね。さて、みやけさんからのご質問についてですが、近年、ベトナムでもカキは人気がありますので、養殖場が増えていますよ。
ゴック ええ。例えば、世界遺産のハロン湾や、ハイフォン市、タィンホア省、中部沿海のニャーチャン町などはカキ養殖で良く知られています。
アン そうですね。でも海からとられる天然のカキもありますね。とても美味しいです。次に、兵庫県、稲美町のふるいえ・とおるさんからの2013年12月29日受信のお便りです。
― 今日の「ハノイ便り」でベトナムのハノイなどで南米のサルサダンスが流行していることを紹介されていました。日本でも世界中のいろいろな者が入ってきて流行しますが、ベトナムとサルサダンスの組み合わせが意外な組み合わせで、面白く感じました。
若者はそういった点では流行に敏感で、また気に入ったり興味がある者はすぐに取り入れることができるのは世界中どこも同じなのですね。今の時代ですから、新しい文化がどんどん入ってくることも大切です。それと同時にその地域に昔から伝わる伝統文化などを大切にすることも大切だと感じます。音楽や踊り、そして言葉も。
日本でもテレビやラジオなどのメディアの普及に伴い地域の言葉方言やイントネーションが消えて言っている気がします。私の住む地域でも昔から「播州弁」といわれる方言が使われています。しかし、若い人に播州弁を話しても首をかしげるケースがよくあります。テレビの言葉(いわゆる標準語)が生活の中心になってきているのです。
ベトナムではどうでしょうか?ベトナムの「54民族」にはそれぞれ独自に文化や言葉があると思います。それらは少しずつ変わってきてはいないでしょうか?機会があればベトナムの文化や言葉の変化などについてもお話してください と書いておられました。
ゴック ふるいえさん、お便りありがとうございます。ふるいえさんからのお便りを読んで、ふるいえさんが伝統文化を重視していることが分かりました。私たちもです。
アン そうですね。伝統文化は民族の根本的なものだからですね。現在、ベトナムも日本と同じように、文化が変化しつつありますが、文化分野に携わる私たちは、伝統文化の保存、発揮に力を入れています。
ゴック そうですね。音楽はその1つの例です。若者たちはKポップや、Jポップ、Vポップなどが好きです。このような中、当放送局をはじめ、各テレビ・ラジオ局は若者向けのチャンネルもあれば、伝統音楽のチャンネルもあります。各種の民謡、舞踊などを放送します。
アン 言語の保存も重要視されています。近年、若者たちは外来語を良く使っています。例えば、人気のある少女を、ベトナム語ではなく、英語のホットガールと呼びます。男の場合は、ホットボーイで、歌の場合はホットソングなどです。ちょっと可笑しいですが、トレンドとなっています。このため、民族の言語の保存は差し迫った問題とみられています。当放送局の国内向け放送の中で、ベトナム語だけでなく、モン族や、エデ族など12の少数民族の言語による放送も毎日やっています。
ゴック そうですね。これは難しいですが、しなければなりませんね。続いて、福岡県北九州市の 二宮・けんき さんからの2013年12月11日受信のお便りをご紹介します。
― ハロン湾は以前に日本のテレビでも紹介されていました。とても綺麗でいつか行ってみたいと思いました。又、ハロン湾の沖に発泡スチロールで海上に作ってある村がありました。とても楽しそうでいつか行きたいと思ったのですが、やはりその村に行くには普通のツアーでは行けないでしょうか?その村には転落等の危険性も考えて「外国人は宿泊できない」という法律があるそうなのですが、そんな法律があるということはその村は外国人が行くことが多いということでしょうか?と書いておられました。
アン にのみやさん、お便りどうもありがとうございます。ハロン湾の海上の村についてですが、普通のツアーで行けます。
ゴック そうですね。旅行会社、または、ハロン市のホテルに頼んで、船を借りて、行くことができます。簡単なので、外国人観光客の数は多いですよ。
アン そうですね。ベトナムの旅行会社が行っているハロン湾ツアーの中で、遊覧船でのクルーズコースがありますが、遊覧船からも、その村が見えます。
ゴック そうですね。その村の家々は、全部発泡スチロールで作られるわけではありません。木製、または、鉄製、または、コンクリート製の船の上に置かれていますよ。
アン 発泡スチロールは一部だけですね。主に、魚の養殖用のケージが浮かぶように維持するために使われます。でも、これも面白いです。
ゴック にのみやさん、是非時間を作って、行ってみてくださいね。そして、私たちに知らせてください、チャンスがありましたら、ベトナムで会いましょう。
では、最近、お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。
1. 京都府、亀岡市の ひさはる・ひらい さん
2. 京都府、亀岡市の やました・しげき さん
3. 愛媛県、新居浜市の 加藤・もとかず さん
4. 宮城県、仙台市の あきば・ひろゆき さん
5. 滋賀県、守山市の よねだ・てつお さん
6. 東京都、足立区の あいかわ・おさむ さん
7. 東京都、台東区の うえたけ・あつお さん
8. 東京都、品川区の ひろおか・あつし さん
9. 埼玉県、飯能市の 斎藤・えいじ さん
10. 埼玉県、狭山市の 森井・真一郎 さん
11. 千葉県、かとり市の ねもと・ひろゆき さん
12. 千葉県、佐倉市の みずいけ・たかお さん
13. インドのMuralidhar さん
14. 神奈川県、川崎市の おいかわ・かずあき さん
15. 神奈川県、にのみやまちの 関本・まさる さん
16. 愛知県、知多市の こもりた・たかし さん
17. 愛知県、こまき市の たぐち・のりずみ さん
18. 栃木県、大田原市の おがさわら・ひろゆき さん
19. 群馬県、渋川市の鈴木・よしかず さん
20. 福岡県、北九州市の にのみや・けんき さん
21. 福岡県、岡垣まちの 外村・ふみと さん
22. 三重県、鳥羽市の きば・まさと さん
23. 石川県、金沢市の 大口・たかし さん
24. 岐阜県、かいず市の 田中・まさと さん
25. 兵庫県、姫路市の ラジオネームM4さん などの方々です。
リスナーの皆さん、お便り、いつも ありがとうございます。これからも引き続きこの放送をお聞きになって、たくさんのお便りをお寄せくださいね。私たち、日本語課スタッフ一同心からお待ちしております。
お便りの宛先はThe voice of Vietjnam 45 Ba Trieuつづりは び・えい・てぃ・ある・あい・い・ゆ・ハノイです。そして、日本語放送のイーメールのアドレスはjapanese@vov.org.vn です。 それでは、来週のこの時間に又、お会いしましょう。
ご機嫌よう