カマウ省での教育支援プロジェクトの引き渡し式典に出席した在ホーチミン日本総領事館の小野益央総領事(写真:Báo Cà Mau) |
ソン リスナーの皆さん、こんにちは、ソンです。
タオ こんにちは、タオです。
ソン タオさん、日本政府は南部メコンデルタ地方カマウ省での教育支援プロジェクトを無事に引き渡したそうですね。
タオ はい、聞きました。カマウ省の8街区小学校では、新しい教室やトイレ施設が整備され、衛生環境が大幅に改善されました。
ソン そうですね。インクルーシブ教育発展支援センターでは、聴覚障害のある子どもたちに補聴器やFM送受信機が提供されたそうです。必要な機材が整うことで、学習環境が改善されるのは素晴らしいことです。
モン族の文化活動に欠かせない重要な楽器となる横笛「ケン」(写真:Tuấn Anh/TTXVN) |
タオ 支援金額は約25万ドルに上り、地域への大きな貢献となりましたね。教室不足が解消され、子どもたちが安心して学べる環境が整いました。日本のこうした支援が、子どもたちの未来を支えることを願っています。
それでは、ここでお便りをご紹介しましょう。初めに、岡山県北区のうえむら・あきおさんからのお便りをご紹介します。
― ベトナムの声日本語課の皆さん、こんばんは。ハノイ便りで紹介していた横笛「ケン」はモン族にとって色々な意味を持つ大切なものなのですね。音色を聴くと何だか心に沁みてきます。今後もクオンさんのご活躍を祈っています。これは貴局を聴かないと分からない事で、貴局を聴く事の醍醐味を感じます。明日の放送も楽しみにしています。では、また。
ソン うえむらさん、お便りありがとうございます。「ハノイ便り」でご紹介したモン族の横笛「ケン」にご興味を持っていただき、とても嬉しく思います。
タオ ケンの音色は心に沁みわたりますね。モン族の文化におけるケンの重要性をお伝えできたことを光栄に感じております。クオンさんの活動についても応援のお言葉をいただき、ありがとうございます。
「クォアン・バイ」祭りを迎えるために農具を清める女性(写真:Đàm Thúy Phương/Báo Cao Bằng)
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ソン 今後もベトナムの文化の魅力を感じていただけるよう、さまざまな話題をお届けしてまいります。これからもベトナムの声日本語放送をどうぞお楽しみください。次に、福岡県北九州市のくわはら・こうじさんからのお便りをご紹介します。
― 日本語課の皆さん、こんにちは。いつもは金、土、日曜日の放送を聞き、受信報告書をお送りすることが多いのですが、「ベトナム54民族の色彩」という番組を聞くことを目的に、月曜日の放送を聞いていました。そういえば、月曜日~木曜日の番組を聞く機会が少ないことを思い出しました。1976年からベトナムの声日本語放送を聞いていますが、中学・高校・予備校・大学、その後、就職してから現在までの期間、放送自体を聞いていても、貴局への受信報告書や感想・質問などをする場合は、放送を聞いてのものが多かったことを思い出しました。特に就職してからは、どちらかというと平日に放送を聞くということは減っていたように思います。昨年9月末で定年退職後、受信環境も整ったこともあり、早速聞こうとした矢先、高齢の母親が骨折・入院となり、9月末から漸く自分で使える時間ができてきました。今後は、一週間の各番組をじっくり聞いていきたいと思います。ニュースでは、ラム書記長兼国家主席がフランスを訪問されており、ホーチミン主席の記念プレート除幕式に出席という記事がありました。フランスから独立したものの、意外と良好な関係であると感じます。ベトナムにとっては、フランスよりアメリカの方が敵愾心が強いのかもしれませんが。ハノイ市は、UNESCOによって認定された平和都市とは今回、解説の番組を聞いて初めて知ったように思います。25周年ということなら、これまでも何度も放送されてきたワードなのに気付かなかったことから、やはり、ベトナムに対しての知識が十分とは言えないので、日本語放送は聞き続けないといけないでしょう。ベトナム54民族の色彩では、農耕に役立つ水牛への感謝として、テイ族・ヌン族の「クォアン・バイ」祭りでしたが、まだまだ、水耕には水牛が必要な民族がいるというのは、踊り器ですが、ホームページの写真を見ると、段々水田のような場所では、機械化するのは難しいと思います。では、皆さん、お元気で放送をお続けください。今回は、これにて。
タオ くわはらさん、お便りありがとうございます。いただいたお便りのすべてをご紹介することができず申し訳ありませんが、長年にわたり私たちの放送をお聴きいただき、そして新しい番組「ベトナム54民族の色彩」を楽しんでいただいているとのこと、大変嬉しく思います。
ソン また、ベトナムとフランス、アメリカとの関係について深く考察されているご感想や、テイ族とヌン族の水牛への感謝の祭りについてのご意見も興味深く拝見しました。
アイルランドのサイモン・ハリス首相(左)と握手するトー・ラム党書記長(写真:TTXVN) |
タオ これからも、ベトナムのさまざまな文化や歴史に触れていただけるような内容をお届けしてまいりますので、どうぞ引き続きお楽しみください。次に、静岡県浜松市のとやま·よしひろさんからの10月4日消印のお便りをご紹介します。
― ベトナムの声の皆様、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?10月のレポートを送らせていただきます。こちらは、気候変動に伴う異常気象に悩んでおります。高温、豪雨、台風と大変です。そちらも台風『ヤギ』の影響で相当な被害が出たということで、心からお悔やみ申し上げます。今回もベトナムのことを知らせて頂いてありがとうございます。ニュースを聞きまして、私はベトナムとアイルランドの益々の関係発展を願いました。それからベトナムの路線でのベトナム人権保護に関して、とても大切なことだと思いました。更に、おしゃべりタイムは正直もう少し時間が必要な番組かなあと考えています。
ソン とやまさん、お便りありがとうございます。ベトナムとアイルランドの関係にご関心を持っていただき、また台風「ヤギ」の被害に対して心からのお見舞いのお言葉をいただき、感謝申し上げます。
タオ ベトナムでも気候変動に伴う異常気象が大きな問題となっており、お互いに自然災害への備えがますます重要になっています。
ソン 「おしゃべりタイム」についてのご意見もありがとうございます。お寄せいただいたご感想を参考に、より楽しく充実した内容をお届けできるように工夫していきたいと思います。これからもベトナムの声日本語放送をどうぞお楽しみにしてください。
タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 宮城県わくやちょうの・たけだ・おさむ・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 岐阜県みの市の・ひらの・せいいち・さん
・ 大阪府せっつ市の・こはら・みきお・さん
・ 福岡県北九州市の・きのした・ひろみち・さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん
・ インドのMadhab Chandra Sagourさん
・ インドのNAJIMUDDINさん
・ インドのRatan Kumar Paulさん
・ パキスタンのMuhammad Aqeel Bashirさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週また、お聞きいただきましょう。
Chao cac ban