(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽とともにお送りするおしゃべりタイムの時間です。
ミン こんにちは、ミンです。
タオ こんにちは、タオです。
上から眺めたスアンフゥオン湖=Gia Bình/thanhnien.vn |
ミン タオさん、このほど、中部高原地帯テイグエン地方ラムドン省ダラット市人民委員会は市内にあるスアンフゥオン湖のライトアップ計画案を提出しましたね。
タオ そうですね。計画によりますと、スアンフオン湖の周辺にはLEDライトを使用した芸術的な照明システムが構築され、投資総額は約2億6000万円で、民間からの調達資金で賄うということです。
ミン このプロジェクトは年末に開催される「ダラットフラワーフェスティバル2022」までに完成させる予定です。プロジェクトの展開により、スアンフオン湖の夜が芸術的に彩られ、市の観光のハイライトとして多くの観光客を魅了すると期待されています。
チュクオイの役を演じる2019年ミスユニバース・ベトナムに選ばれたNguyen Tran Khanh Vanさん(中央)=VOV |
タオ では、お便りを紹介しましょうか。初めに、福岡県おかがき町のほかむら・ふみとさんからのお便りをご紹介します。
― 9月8日の20時からのプログラムを12020kHzで受信しました。私は調理をしていたことにより20時10分からの受信となりました。さて、ベトナムでは中秋節を祝うそうですね。私も毎年月見のシーズンを楽しみにしています。今年は長袖のシャツを着て十三夜を眺めました。ハノイを始め貴国各域によって中秋節のしきたりはあるようですね。ベトナムとモンゴル国の自然と文化、食生活、及び歴史について世界の中で最も好きな両国です。さて、実りの秋を迎えて天候も涼しくなり仲秋の名目も母と二人で眺めました。さて、仲秋節にベトナムに於かれましては昔話、タブーがあるのでしょうか?
ミン ほかむらさん、お便りありがとうございます。ほかむらさんのご質問いついてですが、ベトナムでの中秋節について、子供たちにとって欠かせない昔話があります。これは、ガジュマルの木の下に座った「チュ・クオイ(Chu Cuoi)」という物語です。
タオ クオイさんは心が良い人なので、仙人が薬草の木をくださいました。彼はガシュマルの木の葉っぱで周りの人たちの病気を治してあげました。でも、この木をしっかり守って、きれいな水をやらなければなりません。ルールを守らないと、木は月へ帰ると言われました。
ミン ある日、彼の妻はうっかり聖なるそのガシュマルの木に放尿して、木を冒涜してしまいました。そして、クオイの妻がその木の枝に座っていると、木は成長を始め、クオイの妻を乗せたまま月まで伸びてしまいました。
タオ このことから、毎年中秋節の間、八月の十五夜に子供たちは灯籠を灯して行列を作り、クオイの妻に地球へ帰る道を教えています。面白い物語ですね。
ヤングライス、つまり若いもち米で作られた「コム(Cốm)」=Vũ Ngọc Thiện/VnExpress |
ミン 次に、岐阜県美濃市のひらの・せいいちさんからの10月10日受信のメールをご紹介します。
― ベトナムの声日本語放送の皆様、こんにちは。10月最初の週末、美濃市は2日間とも明け方から天候に恵まれ快晴になりました。最近は朝晩と日中の寒暖の差があり、明け方の気温が20度を下回るようになりましたが、日中は30度まで達する日があります。その為、服装の調節が難しく日中はまだ半袖でも過ごせるくらいです。先日、高山市の荘川では朝の気温が3度を観測したと聞き、また北海道では多くの地域で30度を観測したそうです。今月、日本では主に食品や外食産業を中心に次々に値上げになっており、家計に大きな影響を与えています。私の職場の近くには多くの飲食店があり、時々外食をしますが、食事をする際は割引券がある店かなるべく安い店を選ぶようにしなければならないのかなと思っています。番組の感想では、3日「ベトナム54民族の色彩」の時間で、チャム族の伝統音楽と舞踊について取り上げていましたが、伝統音楽と舞踊を後世に残すためのグループ名を付けたり、公演会に積極的に参加している点、また省の責任者の話からチャム族だけではなく各少数民族の伝統音楽を残すための今後の方針などについて知ることが出来ました。私の住んでいる美濃市でも祭りのお囃子が演じられますが、ここ数年のコロナの為に祭りが中止になってお囃子の練習が出来なくなり、周りでは危機感の声を耳にします。同日は21時からの放送を受信しました。放送開始から全体的に雑音があり、「ベトナム54民族の色彩」の後半あたりからさらに強くなってアナウンサーの声が聴き取りにくいと感じました。それでは、今回はこの辺りで失礼します。さようなら〜
タオ ひらのさん、メールありがとうございます。受信状態が悪くて聞き取れなかったこと、本当に残念でしたね。技術部に報告しました。今後も、その状態が続いたら、また、教えてくださいね。
ミン 11月初旬に入り、こちらハノイは少し肌寒く、夜は屋外でのディナーが涼しくて気持ち良い季節です。最低気温は20度前後、晴れた日の午後は最高気温が30度近くに上昇します。街歩きも楽しい季節です。
ハノイ市ファンディンフン通りの一角=Vũ Ngọc Thiện/VnExpress |
タオ 続いて、東京都あだち区のあいかわ・おさむさんからの10月11日受信のメールをご紹介します。
― ようやく、日本国内では、コロナ感染症の罹患者数が減少し始め、国内旅行支援のキャンペーン、インバウンド外国からの旅行客の無制限入国が再開されました。とはいえ、この冬は、南半球のオーストラリア等でみられた「コロナ感染症」と「インフルエンザ」のダブル感染のおそれがあることが、専門家より指摘されています。小生は、コロナワクチン4回の接種と、10月3日に、インフルエンザのワクチン接種を受けました。あとは、年末から年明けに、株用のワクチン接種を受けるようになるのかな、と考えております。こうした状況では、小生にできることは、適切な感染予防に勤しむことだと信じ日々を過ごしております。いつもお世話になっている、かかりつけ医、そしてかかりつけの歯科医とワクチン接種4回済の方がコロナに感染するということがあり、少々驚いております。日本語課の皆様のお陰様で、コロナ禍のなか、諸事に積極的に向き合っております。努めて感染予防をしつつ外出し、ボケ防止のために日々10,000歩は歩くようにしています。11月7日には、妻を看取って8年になりますが、もう心の平安はゆるぐことがありません。本当に皆さんのお陰です。ありがとうございました。では575通目の受信報告書をここにお届けいたします。これからも心の憩いのひとときを求めて放送を聴かせていただきます。どうか日本語課スタッフの皆さん、くれぐれもご自愛専一の程をお願いいたします。
ミン あいかわさん、メールありがとうございます。あいかわさんとリスナーの皆さんがいつもこの日本語放送の番組に関心を寄せいただき、本当に嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
タオ 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 宮城県わくやちょうの・たけだ・おさむ・さん
・ 東京都みずほまちの・おの・たかお・さん
・ 東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県さがみはら市の・おおかわ・たけし・さん
・ 滋賀県ひこね市のくわはら・こうじさん
・ 兵庫県あかし市の・やぐら・てつや・さん
・ 兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん
・ インドのMadhab Chandra Sagourさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週また、お聞きいただきましょう。
Chao cac ban