(VOVWORLD) - 27日午後、ベトナム国家送電会社と中部電気工事プロジェクト管理委員会は関係機関と協力し、中部クアンビン省のクアンチャックからゲアン省クインリュー行きの送電線の第3回路を開通させました。
この送電線は長さ226キロメートルで、クァンビン、ハティン、ゲアンの3つの省を貫いています。この送電線の開通により、クァンビン省、クアンチャックからフンイエン省のフォノイ区までの500kV送電線全線が開通されました。この送電線は中部から北部への送電能力の向上に役立ち、住民の日常生活に電力を十分に供給するとともに、社会経済開発、外国投資誘致を促進することが狙いです。国家送電会社のファム・レ・フー社長は次のように明らかにしました。
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「この前、数百キロメートルの送電線の敷設は少なくとも2年~4年間かかりました。政府、特にファム・ミン・チン首相の適切な指導の下、私たちはこの送電線の敷設を半年で行い、記録を作りました。首相は国家エベルギー、とりわけ電量産業の開発に関する具体的な方向性を打ち出しました」
なお、500KV送電線の第3回路の敷設は国家の重点的なプロジェクトの一つで、半年という記録的な期間で完成されました。完成の暁には送電能力は現在の2200MWからおよそ5000MWに向上し、毎年、北部に200億キロワット時の電力を供給するとしています。