(VOVWORLD) -11日、ハノイで、保健省はベトナム駐在の国連人口基金と協力して、国際人口開発会議行動計画の実施30周年、および、7月11日の世界人口デーを祝う集会を共催しました。
集会の様子 |
国際人口開発会議行動計画を実施してから30年後の現在、ベトナムにおける人口活動が大きな成果を収めました。その一例として挙げられるのは人口増加率を抑制すること、人口構造を前向きな方向に転換するということです。
しかし、ベトナムの人口活動には、代替出生率が持続可能ではない傾向があること、地域間に格差があること、一部の省や都市で、出生率が低くなり始めたことなど、解決すべき課題が多く残されています。それに伴い、高齢化人口が急速に増加し始めるほか、出生時の男女比率のアンバランスが生じています。
これを前に、政府は行動計画と2030年までのベトナム人口戦略など多くの具体的なプログラムや計画を発表しました。その目的は人口ボーナス期を効果的に活用し、人口高齢化に対応し、人口を合理的に分布させ、人々の生活の質を向上し、国の急速かつ持続可能な発展に貢献するということです。