会議の様子（写真：TTXVN）

首相の動静を担当する当放送局（VOV）のレポーターによりますと、22日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相は、中部クアンビン省クアンチャック県から北部フンイエン省フォノイ地区までの500kV送電線第3回線の敷設プロジェクトの実施状況について、関連省庁や地方と会議を開きました。この送電線は、中部タインホア省、ゲアン省、ハティン省の3つの省を通過します。

500kV送電線第3回線の敷設プロジェクトは、国の電力システムの送電能力を向上させる上で特に重要です。これにより、地方間の電力供給の均衡を保ちながら、国のエネルギー安全保障を確保することができるとされています。

会議で、チン首相はこのプロジェクトが全国だけでなく、送電線が通過する各地方の経済・社会、安全保障、防衛においても重要な意義を持つと述べるとともに、8月革命79周年記念日と9月2日の独立記念日までにプロジェクトを完了させるために、省庁、地方、関係機関が協力して取り組むよう求めました。また、実施進捗度を加速させ、現場で働いている各機関や部門が緊密に連携し、品質と労働安全を確保するよう指示しました。