4日午後、ラオスの首都ビエンチャンで開催中の第48回ASEAN経済閣僚会議と関連会議の枠内で、ASEAN経済閣僚は、中国、アメリカの相手国との会合が行われました。
ASEAN経済閣僚とアメリカとの会合で、閣僚らはASEANとアメリカとの貿易・投資関係において達成した前進を確認しました。具体的には、ASEANとアメリカとの取引総額は2128億ドルに達し、ASEANの貿易総額の9.3%を占めています。アメリカはASEAN諸国に投資している投資家の中で、第3位と立っています。ASEANの閣僚はASEANとアメリカとの貿易投資枠組み協定の実施における前進を高く評価した上で、税関分野で実施されている窓口の一本化体制の実施に対するアメリカの支援に感謝の意を表明しました。
ASEAN経済閣僚と中国との会合で、閣僚らはASEANとアメリカとの貿易・投資関係において達成した進歩を歓迎しました。現在、ASEANと中国との取引総額は3644億ドルに達し、ASEANの貿易総額の15.2%を占めています。中国はASEAN諸国に投資している投資家の中で、1位に立っています。2015年、中国はASEAN加盟諸国に82億ドルを投資しました。ASEAN経済閣僚はASEAN・中国との自由貿易協定の改正のため制定された議定書を歓迎し、この議定書はASEANと中国との貿易関係に有利な条件を作り出すとの希望を表明しました。