２３日、カンボジアのシエムリアップで行われていたＣＬＶカンボジア・ラオス・ベトナム３カ国の第９回首脳会議は共同宣言を発表し、閉幕しました。

共同宣言で、３カ国の首相らは、３カ国の共同国境地帯からなる三角地帯の持続可能な開発、住民の生活改善を目指すと公約しました。また、３カ国の伝統的な友好協力関係に基づいて３カ国の協力関係をさらに深化させる公約を再確認しました。そして、ＡＳＥＡＮ共同体の２０２５年までのビジョンを現実化させるために、他のＡＳＥＡＮ加盟国と緊密に連携すると明らかにしました。

カンボジア・ラオス・ベトナムの首相らは、３カ国の開発三角地帯の経済社会発展マスタープランの展開結果を認めた上で、今後３カ国の財源、及び、国際組織と他の国の支援を最大限に活用する方針であるとしています。さらに、３カ国の第１０回首脳会議を来年にベトナムで開催することで一致しました。