ISがシリア北部で市民30人殺害?トルコ軍が非難

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(写真:AP)


【AFP】トルコ軍は26日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、シリア北部の町アルバブから避難しようとしていた市民ら少なくとも30人を殺害したと非難しました。トルコ軍とその同盟関係にあるシリア反体制派は、これまで数週間にわたりISからのアルバブ奪還を目指していました。

トルコ半国営のアナトリア通信が同国軍の話として伝えたところによりますと、アルバブから避難しようとしていた市民らは、地雷や手製爆弾で殺害されたといいます。それ以上の詳細は公表されていません。

トルコ軍とシリア反体制派は今年8月末から、4か月に及ぶ前例のない軍事作戦を展開しており、アルバブの奪還はその山場となります。

だがISの激しい抵抗により、アルバブをめぐる戦闘は今回の作戦で最多の犠牲者を出しています。

一方在英の監視機関は、トルコ軍によるアルバブ空爆で、子ども21人を含む市民88人が死亡したと糾弾しました。これに対しトルコ軍側は、そのような事実はないと全面否定しています。

トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は先週末、アルバブ奪還をめぐる戦闘はほぼ終結したと述べていました。

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