アメリカ軍当局は29日、イエメン中部バイダ州で急襲攻撃を実施したと発表しました。AFP通信などによると、ヘリコプター部隊が武装勢力の拠点を襲撃し、武装勢力のメンバー41人と民間人16人、米兵1人が死亡しました。
1月22日にイエメンで行われた空爆(写真:EPA)
武装勢力は国際テロ組織アルカイダ系のAQAP=「アラビア半島のアルカイダ」と協力関係にあります。イエメンでアメリカ軍が軍事作戦を行うのはトランプ政権発足後初めてとなります。
軍用ヘリコプター「アパッチ」で飛来した部隊がAQAPと協力関係にある地元部族指導者の自宅を急襲し、武装勢力との銃撃戦の末、指導者らを殺害したとしています。