(VOVWORLD) -パレードでは兵士や馬、音楽隊などで構成される華やかな隊列が市内を行進しました。
イギリスのチャールズ国王の「公式誕生日」を祝うパレードが15日、ロンドン市内で行われました。国王は1月の入院中にがんが見つかり、現在も治療中でしたが、国民の前に姿を見せ盛大な祝福を受けました。ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃も一部の行事に参加しました。腹部の手術後にがんと診断された同妃が公務に臨むのは、診断後初めてです。
英王室では君主の本来の誕生日とは別に、気候の良い6月に誕生を祝う行事が催されます。チャールズ国王の誕生日は11月14日。今年は7月に総選挙を控えているため、中止の可能性も取り沙汰されたが、例年通り実施の運びとなりました。
パレードでは兵士や馬、音楽隊などで構成される華やかな隊列が市内を行進しました。昨年は国王も馬に乗って加わりましたが、今年は体調を考慮して馬車を利用しました。キャサリン妃も子供たちと馬車に乗ってパレード。最後に上空で空軍機が祝賀飛行し、王族たちはバッキンガム宮殿のバルコニーから、その様子を見守ったということです。(時事)