【 AFP】イラク北部の都市ティクリートで24日、銃と爆弾を使用した武装勢力による襲撃があり、警察によると12人が死亡しました。イスラム過激派組織「イスラム国」が事件後に犯行声明を出しました。
ISが2014年6月に制圧し、イラク政府軍が昨年奪回したティクリートでは、これまで同国の他地域のような襲撃はあまり発生していませんでした。
(写真:EPA)
警察によりますと、IS戦闘員はティクリートの西側にある検問所で治安部隊員4人を銃殺し北に進み、別の検問所で爆薬を積んだ車両を爆発させて8人が死亡したといいます。警察によると他にも計23人が負傷しました。
しかしISの犯行声明は警察発表の内容とは異なっており、イラク人3人、タジク人1人の計4人の戦闘員が複数の爆弾を爆発させたと主張しています。ISによりますと、戦闘員は検問所でサイレンサーを使った銃で複数の警備員を殺害し、道路を封鎖するために戦闘員1人を検問所に残しました。