7日午後、インドの首都ニューデリーのFORE＝管理学校で、『ベトナム、戦争から立ち上がるアジアの星』という本を紹介する式典が行われました。この本は、１６０ページ以上からなり、複数の作者が執筆し、ベトナム経済をはじめ、証券市場、金融システムの刷新、FDI＝外国直接投資の影響、経済発展における女性の地位、オンライン取引のチャンスとチャレンジなどを特集しています。

紹介式典で、この本の作者の一人であるジテンドラ・ダス博士は、「ベトナムはドイモイ＝刷新事業により、戦争で破壊された国から輸出国へと発展し、この数年、アジア地域諸国の中で群を抜いて迅速な経済成長を遂げている」と明らかにしました。

また、ベトナムは複数の国際条約に参加し、インドをはじめ世界各国の信頼にたるパートナーになっており、インド企業にとって魅力的な投資先にもなっているとしています。一方、在インドベトナム大使館のトン・シン・タイン大使は、「この本は、ベトナムのことを理解したい学生や研究者などに役立ち、ベトナ ム ・インドの外交関係樹立４５周年及び戦略的パートナーシップ構築１０周年を記念するにあたり、有意義なものとなる」と強調しました。