ウクライナ、さらなる対ロシア「報復」宣言 計230人の捕虜交換
(VOVWORLD) -ウクライナは24日、独立記念日を迎えた。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はロシアへのさらなる「報復」を誓いました。
(写真:ロイター) |
一方、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州への越境攻撃を開始してから2週間以上が経過する中、両国は計230人の捕虜を交換したと発表しました。
ゼレンスキー大統領は、8月6日にウクライナ軍が電撃的な越境攻撃を開始した場所の近くにあるとされる丘陵の森林地帯に立つ自身の映像を公開しました。その中で「敵がわれわれの土地にもたらしたのと同じことを、今や敵地で行っている」とし、ロシアは「報復を思い知ることになる」と述べました。
一方、ウクライナ、ロシア両政府は、アラブ首長国連邦(UAE)の仲介で捕虜をそれぞれ115人送還したと明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国旗をまとった男性たちの写真を公開しました。オンブズマンを務めるドミトロ・ルビネツ氏によりますと、今回解放された捕虜の中には、アゾフスターリ製鉄所での2022年の壮絶な戦闘に参加した兵士も含まれています。
ウクライナは、クルスクで展開中の作戦の目的の一つは、ロシアとの捕虜交換だとしています。(AFP)