カインホア省、日本から26億ドル相当のFDIを誘致
(VOVWORLD) - 7日、中部沿岸地方カインホア省ニャーチャン市で、カインホア・日本投資振興会議が行われました。これは、日越外交関係樹立50周年記念活動の一環で、2023年のカインホア省の投資振興プログラムを具体化させることが狙いです。
会議の様子=Tiên Minh/TTXVN |
席上、同省の指導部は日本人投資家に対し、2030年までのカインホア省の開発方向性と2045年までのビジョン、およびカインホア省の発展に関する特別政策、地元における日本企業の投資経営活動などを紹介した上で、日本側が工業団地と産業クラスター、およびカインホア省が投資を呼びかけている分野とプロジェクトへの投資に関心を寄せ、省内の観光商品を日本市場に紹介・PRし、協力と文化交流活動などを引き続き強化していくことへの希望を表明しました。
また、「今後も、行政手続きの改革と投資環境の改善を引き続き促進し、カインホア省に進出しようとする日本企業に好ましい条件を提供する」と確約しました。
これまで、日本はベトナムで、合計640億ドルの4800件以上の投資プロジェクトを実施し、ベトナムの最も重要な戦略的パートナーの1つであり、ベトナムへのFDI=外国直接投資額が最も高い3か国のなかの1つでもあります。
現時点までに、カインホア省は 38 億 2500 万ドル相当の111 件のFDIプロジェクトを誘致してきましたが、その中の6件は日系企業によるFDIプロジェクトです。これらのプロジェクトの登録投資総額は26億5200万ドルで、同省へのFDI総額のおよそ70%を占めているということです。