現地時間の７日午前、ストックホルムで、スウェーデンを公式訪問中のグエン・ティ・キムガン国会議長はスウェーデンのヴィクトリア王女を表敬訪問しました。

席上、ガン議長は、先ごろ供与された３０億ドル相当の無償援助や、複数の分野での技術者・専門家・博士の育成をはじめベトナムに対するスウェーデンの皇室や、政府、国民の貴重な支援に感謝の意を表明した上で、スウェーデンの皇室や、政府、国会に対し、スウェーデン在留ベトナム人が安定した生活を送り、所在国の共同体に溶け込み、両国を結び付ける架け橋としての役割を果たすために有利な条件を作り出すよう」求めました。

一方、ヴィクトリア王女は、飢餓貧困解消や、国民の生活改善をはじめベトナムの発展事業の成果を高く評価した上で、「今後も両国関係が着実に発展し、両国国民に利益をもたらしていく」との確信を表明しました。

同日、ガン議長とその一行は、ストックホルムの指導部と会合を行いました。席上、ガン議長は経済社会や、環境保護、持続可能な発展などに関するスウェーデンの経験を学びたい意向を表明しました。同日午前、ガン議長はスウェーデンの幾つかの大手企業とスマートシティを見学しました。

また、ストックホルム中心部でトラックが人混みに突っ込み4人が死亡した事件を受け、ガン議長は、ウルバン・アリーン国会議長にお見舞いの言葉を送りました。