12日午後、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はアラブ首長国連邦で開催中の第11回女性議会議長世界サミットの第3回会合で演説を行ないました。その中で、各国に対し、国際協力や経験の交換、技術移転などを促進し、低炭素経済の発展、気候変動への適切な対応、男女平等の実現を目指すよう要請しました。ガン議長は次のように語りました。

（テープ）

「グリーンな地球づくりと気候変動への対応を目指して、ベトナムは国際社会と力を合わせ、取り組むとともに気候変動対応とグリーン成長に関する国家戦略を展開しています。また、環境保護法を採択したほか、自然災害防止法、エネルギーの効果的活用法を公布し、政府機関の気候変動への対応に関する政策、法律の実施状況を監視しています。」

このように語ったガン議長はまた、「ベトナム政府は気候変動対応とグリーン成長に関する国家戦略の促進を目指し、温室効果ガスの削減、気候変動への対応、公約の実施に対する投資の準備、法整備など５つの解決策を打ち出した。さらに、国会はベトナムの公約に見合うような法律、政策の点検、調整を始動すると明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「国会は政府の国際公約の実施状況を監視し、これらの公約の効果向上を目指しています。ベトナム国会は2015年、行われたIPU＝列国議会同盟の第132回総会で発表されたハノイ宣言に従って言動するよう尽力しています。これらの行動は我々の地球を守るために貢献するでしょう。」