キューバ、米国と「対話と協力続ける」=カストロ議長、対等な立場強調

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カストロ国家評議会議長=AFP/TTXVN



キューバのカストロ国家評議会議長は25日、ドミニカ共和国で開催中の中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)首脳会議で、国交正常化を進めるアメリカとの関係について、「キューバは対等な立場で、両国の利益となる課題で対話と協力をしていく」と語りました。トランプ米大統領の就任後、カストロ議長が公の場で対米関係に言及したのは初めてです。
一方でカストロ議長は、アメリカに経済制裁の全面解除を改めて要求しました。「独立と主権に関わるテーマについて、キューバの譲歩を期待するべきではない」とも強調し、人権問題の改善を迫る米国にくぎを刺しました。
トランプ大統領は就任前、キューバが関係改善に後ろ向きであれば、国交正常化交渉を打ち切ると表明しました。キューバは米国が要求する人権改善について、「内政干渉だ」と拒否する構えを見せています。【時事】

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