クアン主席(左)とカルロス・アルベルト・トーレス教授
21日午前、主席府で、チャン・ダイ・クアン国家主席は、ベトナムを訪問中のユネスコのGCP=グローバル・シティズンシップ・プログラム担当者のカルロス・アルベルト・トーレス教授と会見しました。GCPとは「地球市民」を育成するための特別な教育プログラムです。
席上、クアン主席は同プログラムの効果を高く評価すると共に、今後も、このプログラムは国連加盟諸国において成功するよう実施されることを希望しました。また、クアン主席は「今年、ベトナムは2017~2021任期のユネスコの事務局長選に立候補していることから、国際友人からの支持を得たい意向にある」と明らかにしました。さらに、クアン主席は、カルロス・アルベルト・トーレス教授に対し、人間の能力向上、持続可能な開発の重要性に関する認識向上やグローバルな問題の解決などでベトナムとユネスコを結ぶ架け橋の役を果たしており、ベトナムにおけるグローバル・シティズンシップ・プログラムの実施可能を研究してゆくよう要請しました。