3日、ホーチミン市で、チャン・ダイ・クアン国家主席は同市の国家大学の学生と「第4次産業革命:発展チャンスと非伝統的試練」をテーマとした話し合いをしました。
話し合いで、クアン国家主席は「現在、ベトナムは国の工業化と近代化、及び、国際社会への参入を進めている。そのため、第4次産業革命はベトナムにマイナスとプラスとも影響を与えている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは経済発展の潜在力が豊富に恵まれています。その一方、ベトナムは現在労働人口が従属人口のほぼ2倍の「人口構造の黄金期」にあります。このようなベトナムは第4次産業革命がもたらすプラス影響を最大限に活用できるようにどうすればいいかという試練に直面しています。チャンスを掴んで、試練を乗り越えれば、ベトナムと先進諸国との発展の格差が縮小され、近代的な工業国になる目標を早期に実現できることでしょう」
このように語ったクアン国家主席は「ベトナムの人材の質的向上を目指し、最も重要な対策は教育・養成活動の質を向上させるということである」と強調すると共に、「ベトナムの第一の科学研究と教育養成施設であるホーチミン市の国家大学は授業と学習、科学研究を創造的に行なう」よう要請しました。