(VOVWORLD) - 先ごろ、チャン・ダイ・クアン国家主席は日本の読売新聞のインタビューに応えました。
「ベトナムと日本との広範な戦略的パートナーシップは迅速で全面的かつ実質的に発展しており、両国は友好協力を発展させるための大きな潜在力があることから、相互支援していくことができます」。
クアン国家主席と天皇陛下 |
これは、日本の読売新聞のインタビューに応えた際、チャン・ダイ・クアン国家主席が強調したものです。
クアン国家主席は、「ベトナムと日本は1973年9月に国交を樹立した。現在、両国は互いに重要な相手国となっている。両国が国交を広範な戦略的パートナーシップに格上げした2014年3月以来、その協力が実質的に発展してきた」と確認しました。
また、「現在の良好な経済協力を基礎に、両国は自国のメリットを発揮させ、ODA=政府開発援助や、貿易、投資協力を通じて、経済連携を強化していく」と明らかにしました。
さらに、「2020年までのベトナム・日本協力枠組と2030年までのビジョンにおいて、ベトナムは、日本が電子製品や、農業用機械製造、農産物加工、水産物、造船、省エネルギー、自動車産業の各分野への投資と技術移転を行うことを希望している。ベトナムは日本を含め外国人投資家に有利な条件を作り出していく」と語りました。
クアン国家主席によりますと、ベトナムと日本は、労働や、有機農業、ハイテク、地方協力、国民交流などの分野でも協力を強化し、相互理解、相互信頼の深化を図り、これを長期的な協力の土台と見なしています。また、地域と世界の平和・安定・発展のために、国際場裏での緊密な協力・協調を維持するとしています。