コロンビアの旅客機墜落 ブラックボックス発見 解析へ

(NHK)南米コロンビアで、ブラジル1部リーグのプロサッカーチームの選手ら81人を乗せた旅客機が墜落した事故で、現地の航空当局は29日、飛行データなどを記録したブラックボックスを発見したことを明らかにし、事故原因の解明を急ぐことにしています。この事故は、現地時間の28日夜、ボリビアからコロンビアに向かっていたブラジル1部リーグのプロサッカーチーム「シャペコエンセ」の選手や報道関係者、それに乗員の合わせて81人を乗せた旅客機がコロンビア中部の都市、メデジンの付近の山岳地帯に墜落したものです。


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(写真:AP)


航空当局はこれまで、生存者として6人の名前を公表するとともに、72人の遺体を収容したとしています。今回の事故について、航空当局は電気系統に何らかの不具合があったとの見方を示す一方、事故原因の解明につなげるため現場付近の捜索を再開し、29日午後、飛行データなどを記録したブラックボックスを発見したことを明らかにしました。

航空当局は、異常を知らせる連絡があったコロンビア国内に入ってからの通信記録などを中心に解析し、事故原因の解明を急ぐことにしています。現地メディアなどによりますと、「シャペコエンセ」の選手らは南米のプロサッカーチームの国際大会に参加するため、移動中だったということです。

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