サウジ皇太子、イラン次期大統領に祝意 関係発展に意欲
(VOVWORLD) - サウジアラビアのサルマン国王とムハンマド皇太子は、イラン大統領選で勝利した改革派のペゼシュキアン元保健相に祝意を伝えました。国営サウジ通信(SPA)が6日に報じました。
ペゼシュキアン氏(AP) |
ムハンマド皇太子は「両国と両国民の関係を発展・深化させ、相互の利益に貢献することを確認する」と述べました。
サウジアラビアとイランは長年対立してきましたが、2023年3月に中国の仲介により関係を正常化することで合意しました。それ以来、双方の当局者は関係強化に向けた協議を続けています。
また、ロシア大統領府も6日、プーチン大統領がペゼシュキアン氏に祝意を伝えたと発表しました。声明では、地域の安全保障と安定のために、あらゆる分野で建設的な二国間協力を強化することにペゼシュキアン氏が貢献することを期待していると述べました。(ロイター)