ズン副首相、ラオカイ省の洪水被害現場を視察

ズン副首相、ラオカイ省の洪水被害現場を視察 - ảnh 1
 

5日、チン・ディン・ズン副首相は北部山岳地帯ラオカイ省を訪れ、同省で発生した洪水の被害克服作業を視察しました。ズン副首相は洪水被害の克服に対する地元の行政府と各団体の取り組みを高く評価すると共に、「行方不明者の捜索、危険な地域から住民を避難させることなど差し迫った問題の解決に力を入れるよう」求めました。

また、ズン副首相はラオカイ省の医療局に対し、「洪水後、被災地で発生する可能性がある疫病予防対策を精力的に行うよう」要請しました。また、ズン副首相は「今後も、天気が複雑に推移している可能性があることから、ラオカイ省は住民の命と資産の安全を保障する為、自然災害を主体的に対応するよう」指導しました。

これより前の5日午前、ズン副首相率いる政府の作業グループはラオカイ省の省都であるラオカイ市から避暑地サパに行く国道4D号線沿いに発生する洪水と土砂ぐずれ現場を訪れた他、バットサット県コックサン村とトンサイン村で発生する洪水により、6人が死亡した家族2世帯のお見舞いをしました。

ラオカイ省人民委員会の報告によりますと、5日未明、同省で発生した洪水により、3人が死亡、7人が行方不明となり、1人が負傷しました。民家270件、及び、公共施設百棟が被害を受け、多くの道路が遮断されています。被害総額は2千億ドン、約10億円と概算されています。

ご感想

他の情報