25日、政府の本部で、グエン・タン・ズン首相はベトナムを訪問中の日本経団連の日越経済委員会の高橋恭平と中村邦晴の両共同委員長らと会見しました。

席上、ズン首相は「ベトナムは日本との関係を重視し、その関係をあらゆる分野で強化することを望んでいる」と強調した上で、日越経済委員会を始め、経団連に対し、ベトナムの投資環境の改善や、貿易促進、日本企業の投資奨励などの面でベトナムを引き続き支援するよう希望を表明しました。

さらに、「『日越共同イニシアチブ」の第5段階の実施は両国企業間の協力の強化に寄与する」との確信を示しました。

一方、両共同委員長らは「双方の努力により、今後も日越協力関係が引き続き大きな成果を収める」とした上で、ベトナム政府に対し、「ベトナムに進出しようとする日系企業にさらに有利な条件を作り出すよう」求めました。