(写真:TTXVN)
25日午前、ラオスを訪問中のグエン・フ・チョン共産党書記長はラオス国家大学を訪れ、同校の幹部、講師、学生と懇談会を行ない、ブンニャーン・オゥーラチット ラオス人民革命党書記長兼国家主席をはじめ、幹部、講師、学生およそ1500人が参加しました。
30分間のスピーチの中で、チョン書記長はこれまでのベトナムとラオスの特別な関係を振り返り、この関係の強化、発展における両国の若者の役割を強調しました。チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「両民族の協力と相互支援はそれぞれの革命事業の勝利に導いた重要な要素となっています。また、貴重な犠牲は無比の力を作り出しました。戦争時代には、両国の国民が野菜や塩さえも分かち合ったことは友好関係の象徴であります。困難な時期に、両国の国民は物心両面で互いに支援し合いました。」
チョン書記長とラオスの指導者との会見で、双方は両国の特別な団結は両民族の貴重な財産であり、それぞれの国の勝利を左右する要素となっていることで一致しました。また、チョン書記長は世界情勢が複雑に推移している背景の中でも両国は経済発展や政治的・社会的安定の維持で重要な成果を収め、国際社会における地位向上が図られたことに喜びの意を表明しました。さらに、両国の特別な関係の維持における両国の若者の役割に触れた際、チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「若者の皆さんが質の高い人材になれるよう、心身練磨に励み、それぞれの国の工業化現代化事業と両国の協力関係の強化に貢献するよう希望します。両国の指導者は、若者たちが今後、両国の貴重な財産を重視し守り、発揮してゆくと信じています。」
これを機に、チョン書記長はラオス国家大学に30台のコンピューターを贈呈しました。