チョン書記長、ベトナム学国際シンポジウムの代表と会見
15日、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長はハノイで行われている第5回ベトナム学国際シンポジウムに参加している代表と会見を行いました。
会見で、チョン書記長は「ベトナムは国のドイモイ(刷新)事業、工業化近代化事業を行なっており、多くの成果を収めたものの当面、多くの困難に直面している。国の発展事業に、ベトナムは科学者、研究者を含め、世界友人から貴重な支援と援助を受けている。」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「今後、世界の科学者や研究者は自らの知恵、経験、熱心さを生かしながら、近代的、かつ、客観的方法でベトナムのことを研究した上で、世界友人にベトナムのことをピーアールするよう望んでいます。また、ベトナムは国の発展に関して、世界友人の経験を受けたいのです」
このように語ったチョン書記長はベトナムの科学者や研究者に対し、「業務や見識を絶え間なく向上させ、外国語能力、世界友人との交流を強化する」よう指示しました。
なお、1998年に初めて開催されたベトナム学国際シンポジウムは、ベトナムの現代的課題について話し合われ、その解決策を見出すためのフォーラムです。また、世界各国のベトナム学の研究者を集めて、ベトナム学に関する国際組織を設立することも狙いです。
16日午後、第5回「ベトナム学」国際シンポジウムが2日間の議事日程を終え、閉幕しました。