ファム・ミン・チン党中央委員会委員長率いる代表団は11日から15日の日程で中国を訪問しています。この訪問は両国の党の合意を展開するための活動の一環です。
11日、北京で、チン委員長は、中国共産党政治局委員であり中央組織部部長である趙楽際(ちょう・らく・さい)氏と会談しました。
(写真:TTXVN)
席上、趙氏は、「中国の党と政府、国民は常にベトナムとの関係を重視し、ベトナムの党と、政府、国民と共に両国関係を実質的に深化させていく用意がある」とした上で、「双方はハイレベルな訪問団の交換や、政治的信頼の強化、戦略的連携の促進、文化交流の推進、不一致点の処理、両党と両国の関係の安定かつ健全な発展の促進などに力を入れていくよう」希望を表明しました。
一方、チン委員長は、「ベトナムの党と政府、国民は常に中国との関係を重視し、これを終始一貫した長期的な政策や、戦略的選択肢、外交路線の優先課題として見なしている」と述べるとともに、「各レベルの訪問団の交換を通じて政治的信頼を強化し、両党の政治局の代表の会合体制をはじめ協力体制の効果を向上させ、若い世代をはじめ両国国民を対象に両国の伝統的友好関係に関する宣伝・教育を良好に行うために協力していくよう」訴えました。