(VOVWORLD) - 19日午前、ファム・ミン・チン首相はハノイ市の指導部と会合を行い、同市の新型コロナ予防対策と経済社会発展について話し合いました。
会合で発表しているチン首相 |
会合で、ハノイ市人民委員会のチュ・ゴック・アイン委員長は、新型コロナの第4波でハノイで確認された感染者数は681人にのぼっており、感染がさらに拡大する可能性は高いと指摘したものの、疫病の感染状況はまだ抑制されていると強調しました。また、疫病が拡大している背景の中にあっても今年の上半期の経済成長率は5.91%に達し、前年同期をかなり上回っていると明らかにしました。そして、アイン委員長は、2021年の経済成長率は7.5%か、6.5%~7%という2つのシナリオを作成したと述べました。
一方、チン首相は会合の結論として、市民の命と健康を守るため、新型コロナ予防対策を最優先させるよう求め、次のように語りました。
(テープ)
「首都ハノイで疫病の感染状況が悪化しないように、新型コロナ予防対策を第1の任務にしなければなりません。安全なところで生産経営活動を維持します。最優先課題は疫病予防対策を効果的に展開することです。国民の命と健康を第一にして守る決意です。」
このように語ったチン首相はまた、政府はハノイ市の困難や問題を解決するために、ハノイ市と伴に歩んでいると強調しました。